「タガログ語を少しでも話せたら…」「でも、勉強しても続かない」「暗記してもすぐ忘れちゃう」なんてことありますよね。なにせ、フィリピンでは現地語が話せなくても英語ができれば大体通じます。タガログ語を学習しようと思っても中々モチベーションは上がらないですよね。しかし、ご安心ください。今回はそんな方に、ぼくがオススメする「初心者向けのタガログ語勉強法」をご紹介します!
タガログ語を勉強するメリット🇵🇭
1. フィリピン人とすぐに友達になれる
2. ボッタクリの被害に遭いづらくなる
3. フィリピン人の恋人ができやすくなる
4. 職場や学校、日常生活で現地にとけ込めるようになる
5. 世界中に約1000万人の母語話者がいるので使う機会がたくさんある#フィリピン語
— Ryota@フィリピン留学 (@kr_ryota1) May 31, 2018
1. 簡単な単語とフレーズを覚える
一番最初のステップは「簡単な単語とフレーズ」を覚えることです。言語には文法や発音などにルールがありますが、いきなり複雑な文法用法などを学んでも頭が混乱するばかりです。まずは、身近な言葉やよく使われる頻度の高い表現をそのまま暗記するのがおすすめ。
意味と発音の暗記をすれば、相手にしっかりと伝わるので「フィリピン人に向かって直ぐに実践」することができますよね。最初はただ単に正確な発音を意識して、意味の理解だけしておけば大丈夫です。大切なのは、使いやすい単語やフレーズから始めると良いと思います。
例えば、「簡単!今すぐフィリピンで直ぐに使えるタガログ語13選」でも紹介しているような、頻繁に使われる単語だったり覚えやすいフレーズから始めると、その後の学習が継続がしやすくなります。
まずは、少しづつ自分の中のレパートリーを増やしていき、「こんな時にこんな表現を使おう!」と場面のイメージでもしながら楽しく勉強できればベストですね。関連記事:フィリピン人と一瞬で仲良くなれる【タガログ語4選】
2. フィリピン人から教えてもらう
もし、周りにフィリピン人の友だちや家族、恋人などがいれば直接教えてもらいましょう。彼らはフィリピン・タガログ語のネイティブですので、特に発音や単語の確認を手伝ってもらうと効率的です。タガログ語の参考書に載ってあるものを暗記できても、必ずしも正しい発音ができたり、意味のニュアンスが合っているとは限りません。
フィリピン現地にいる方であれば、周囲にいる全員が先生となりうるので、自分が暗記した表現を実際に何度も使ってみると、さらに記憶が定着しやすくなります。自分からどんどん使っていけば「本当に伝わるのかどうか」ということも分かりますし、モチベーションアップにも繋がるので頻繁に試してみてください。
また、フィリピン人に「これはタガログ語でなんて言うの?」「タガログ語ではどんな意味なの?」と質問すると、気軽に受け答えしてくれることがほとんどですし、多くの人は喜んで教えてくれます。もし、気になる表現や知りたい単語が頭に浮かんだら、後で質問できるようにメモを取っておきましょう。
3. ABAKADA(アバカダ)を知る
ABAKADA(アバカダ)とは、タガログ語のアルファベットを意味し、20文字が正式の言葉として認められています。*参考までにフィリピノ語は全部で28文字、英語のアルファベットは26文字です。関連記事:フィリピン語?現地の言語事情を1分で理解しよう!
このように説明すると少し難しく感じますが、フィリピン語の発音は比較的に簡単です。基本的にはローマ字読みをするだけですが、母音が連続で続いたり、”Ñ”といった英語にはないアルファベットが特徴的です。
日本人にとって発音しづらいをアルファベットを挙げるなら「ng」系でしょう。「nga=が」と発音しますが、日本語にはない発音なので慣れるまでは苦戦するかも知れません。
ここで、タガログ語のアルファベットである「ABAKADA」の早わかり表を載せておきますね↓今回は、オンラインレッスンでタガログ語を教えている「現役のフィリピン人講師」に発音を録音してもらったので、ぜひご活用してください。関連記事:タガログ語レッスンが3回分無料になるキャンペーン
ABAKADAの早わかり表(音声付き)
Vowels(母音) | ||
ABAKADA(アバカダ) | 日本語読み | 英語読み |
a | ア | Ah |
e | エ | Eh |
i | イ | Ee |
o | オ | Oh |
u | ウ | Uh |
Consonants(子音) | ||
ABAKADA(アバカダ) | 日本語読み | 英語読み |
b | バ | ba |
k | カ | ka |
d | ダ | da |
g | ガ | ga |
h | ハ | ha |
l | ラ | la |
m | マ | ma |
n | ナ | na |
ng | が | nga |
p | パ | pa |
r | ラ | ra |
s | サ | sa |
t | タ | ta |
w | ワ | wa |
y | ヤ | ya |
4. 参考書や辞書、翻訳サービスを使う
「体系的にタガログ語を学びたい」「そろそろ本格的に勉強したい」と思うようになってから、参考書や辞書を購入しましょう。また、タガログ語学習にはお金をかけたくない場合は、無料で利用できる「グーグル翻訳」がおすすめです。日本語⇔タガログ語だと当てになりませんが「英語⇔タガログ語」で意味を調べれば、ある程度は参考になりますよ。
ここでは具体的に、ぼくが愛用している”3つのタガログ語”の本をご紹介します。1.「旅の指さし会話帳 (フィリピン編)」 2.「ニューエクスプレス フィリピノ語(CD付)」 3.「日本語・英語・フィリピン語ポケット辞典」
「旅の指さし会話帳シリーズ」は有名ですよね。可愛らしくて分かりやすいイラストが付いており、”文字通り”指をさしながらタガログ語で意思疎通ができるように構成されています。フレーズ表現や挨拶などをシチュエーション別に学ぶことができます。
また、各発音に日本語フリガナがあるだけではなく、日本語での意味が記載されるいるのでフィリピン人の方が日本語を学ぶことも可能です。現地にこの一冊を持っていき、フィリピン人に見せびらかすと結構盛り上がりますよ(笑)
「ニューエキスプレス フィリピノ語」は少々お高いですが、ここで紹介するなかでは唯一、音声CDが付属されています。本書では、フィリピンにまつわるエピソード(物語)を通じて、文法ルールや新しい単語を勉強していきます。日常会話レベルを目指したフィリピン語の教科書、とイメージしてもらえば分かりやすいです。各エピソード毎に、練習問題や単語リストが載っているので、段階的にタガログ語の勉強を進めることができます。
3冊目はタガログ語の辞書です。フィリピン語辞典として初めての「例文・用例付きの」7000語を収録しており、 ポケットサイズのため持ち運びにも便利。さらに、フィリピンの公用語である英語も約6000語記載してあるので、「日・比・英」の辞書として活躍します。インターネット上でも、タガログ語についての情報は少ないですし、グーグル翻訳でも間違っていることが多々あるので、そんな時に僕はこの辞書を使っています。
おわりに:楽しみながら継続するコトを心がけよう!
いかがでしたか?今回は、フィリピン・タガログ語の初心者向けに「オススメの勉強法を4つ」ご紹介しました。まずは、学習を継続できるように「実践的でより身近なコト」から学んでいくのがオススメです。興味・関心を刺激した後に、ABAKADAなどの発音を勉強したり、参考書を利用していけば無理なく「基礎的なタガログ語」を習得できると思います。これからフィリピン語の学習を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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