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セブの大学では唯一トップ10入りの有名私立大学。ここ最近力を伸ばしてきているサンカルロス大学はセブ島、ビサヤ地区ではトップの大学。セブ内では最も数の多い80ものコースがあり、中でも法学、経営学が強いとされています。
セブ市内に5キャンパスあり、ダウンタウンキャンパスがメインのキャンパスです。フィリピンでは外国人留学生の受け入れにも力を入れている大学の1つです。
理由①日本では味わえない参加型授業
(大学の社会起業家講座の授業でフィールドワークに行った時)
1つ目の理由は、講義型ではなく参加型の授業を受けられることです。サンカルロス大学の授業は全て20人〜40人の少人数制です。日本の大学と比較するとグループワークやフィールドワークが多く、週に1回のペースでプレゼンテーションをする機会があります。
これは英語を使ったプレゼンテーションスキルの向上にも繋がるのでかなり魅力的です。また、授業に対する意欲は出席数だけでなく発言の回数によっても判断されるため、毎時間全生徒に発言のチャンスが回ってきます。
講義型の授業はかなり稀で、教授がファシリテーターとなり、生徒が主体となって全員で学びを深めていく参加型の授業形式は、日本人学生にとってはかなり新鮮で学びの多い時間になると思います。
理由②外国人留学生の受け入れ環境の充実
そして2つ目の理由は、留学生の受け入れ環境がしっかり整っていることです。サンカルロス大学は毎年約20カ国の留学生が学校生活を送っている多国籍な大学で、外国人留学生の受け入れにかなり力を入れている大学でもあります。
なかでも、入学前に多くの学生が不安に思うビザの手続きですが、大学内には常にイミグレーション担当のスタッフが在中しており、取得時と更新時も大学側がサポートしてくれるので安心です。
また、大学の施設内に外国人留学生専用のラウンジやフリーWi-Fi、他国から来た留学生と交流できる機会もたくさんあります。留学生にとって、とても良心的な学校です。
理由③世界を舞台に挑戦できる
3つ目の理由は、世界で挑戦できる環境があることです。フィリピン中から優秀な学生が集まるフィリピンでトップの大学ということもあり、サンカルロス大学の学生のために様々なプログラムが提供されています。
セブ島だけに留まらず、首都のマニラや国境を超えて何かに取り組む積極的な学生がたくさんいるので刺激的です。背中を押してくれるクラスメイトや教授がほとんどなので挑戦しやすい環境に身を置けるのは留学し甲斐があると思います。
私もその1人で、1年生の頃に大学内で開催されたビジネスコンテストで優勝し、マニラで行われる大会に生徒代表として参加しました。
フィリピンの現地大学生と一緒に何かにチャレンジしたい学生さんは、ぜひサンカルロス大学も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
理由④自然に囲まれた広大なキャンパス
サンカルロス大学はセブ市内に、タランバンキャンパス、ダウンタウンキャンパス、ノースキャンパス、サウスキャンパスの4つのキャンパスがあります。中でもタランバンキャンパスは理系の学科が中心で、大学内にシャトルが通るほど大きなキャンパスです。
施設環境も日本の大学と変わらないと言われており、学内にある500人が収容できる大ホールでは世界的にTEDxでも使用されています。どのキャンパスも緑が豊富で涼しくとても過ごしやすいです。
サンカルロス大学に入学する方法
入学のための主な手順は5つあります。サンカルロス大学は入学時期が8月と1月の年2回あります。大半の生徒は1学期の8月から入学するので、検討中の方は8月入学がおすすめです。
必要な提出書類を集める
サンカルロス大学は日本人の入学条件として2018年度からTOEFLまたはIELTSのスコアの提出が必須になりました。セブ島の大学の中ではフィリピン大学に次いで2校目です。
そして以下が必要な書類になります。下線が引かれている書類は外務省でアポスティーユを申請する必要があるのげ忘れないようしましょう。
必要書類)
TOEFL IBT61- or IELTS 6.0- | 英語の成績 |
Transcript of Records | 高校の成績(英語版で発行) |
Diploma/Certificate of Graduation | 高校卒業証明書(英語版で発行) |
Police clearance | 無犯罪証明(英語版で発行) |
Family register/birth certificate | 戸籍謄本(日本語で発行し英語版を用意する) |
Bank statement | 銀行残高証明(100万あったら十分) |
AFFIDAVIT OF FINANCIAL SUPPORT | 費用負担宣誓供述書 |
必要書類をスキャンしてISMISという大学のフォームから書類を送ろう
必要な書類を全てスキャンし、International student applicationから送信します。無犯罪証明書以外の書類は入学試験を受ける前に必ず提出する必要があります。
そして、大学側で書類に不備が無いか確認されたらメールが届くので学校側の返答を待ちましょう。
入学試験を受けよう
サンカルロス大学の入学試験は2月上旬から4月下旬に行われます。入学試験を受験できる期間は毎年前後しているので、1月頃に大学に直接確認することをおすすめします。
また、試験を受ける細かい日程は決められていないので、試験期間中であればいつでも受験することができます。ですが、1日に試験を受けることができる受験者数は決められており、予約制のため希望日に受験できない可能性もあるので大学に問い合わせましょう。
試験内容)
英語 | 文法問題・長文読解・エッセイなし |
IQ | IQテスト |
数学 | 分数の計算問題・図形(中学レベル) |
理科 | 生物基礎・化学基礎 |
面接で学科を決定させましょう
試験結果が返却されたらその結果を持って、希望の学科のデパートメントへ行き面接を受けます。1対1の対話形式で、学科の志望理由、在学中に挑戦したいこと、将来の夢などについて聞かれます。
落とすための面接ではなく希望の学科が志願者の学びたい内容にあっているのか教授がアドバイスをくれる時間だと思ってください。
正式に入学が決定したら入学準備をしましょう。
主な準備として、滞在場所の決定、9Fのビザの取得、健康診断、制服の購入などがあります。大学がサポートしてくれるのでよく聞いて期日までに済ませましょう。
他のセブ島の大学に入学する方法
サンカルロス大学とフィリピン大学以外の大学は1学期の授業が毎年6月から始まるので、新入生の受け入れも5月上旬までで締め切る大学がほとんどです。以下に従って、余裕を持って準備をしましょう。
入学予定の学期に志望する学科が外国人生徒を受け入れるのか大学に確認しよう
稀に、時期によっては留学生の受け入れをしない大学(一部の学科のみの場合も)があるので、志望校や志望学科を決める前にメールまたは大学に直接訪問し確認をお勧めします。
受験可能であれば、必要な書類を揃え学校に提出しましょう
TOEFLやIELTSの成績の提出を求めているセブの大学は、サンカルロス大学とフィリピン大学のみです。なので、必要な書類は以下の通りです。
Transcript of Records | 高校の成績(英語版で発行) |
Diploma/Certificate of Graduation | 高校卒業証明書(英語版で発行) |
Police clearance | 無犯罪証明(英語版で発行) |
Family register/birth certificate | 戸籍謄本(日本語で発行し英語版を用意する) |
Bank statement | 銀行残高証明(100万あったら十分) |
AFFIDAVIT OF FINANCIAL SUPPORT | 費用負担宣誓供述書 |
入学試験を受けましょう
サンカルロス大学と入学試験の科目は同じです。しかし、英語の試験に関しては、TOEFLやIELTSの提出がない代わりに小論文の試験がある大学もあります。
入試を受け、入学が決定した後の手続きは大学によって異なりますので、上記のサンカルロス大学へ入学する方法を参考にしながら大学側の指事に従い頑張ってください!
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さわ
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