こんにちは、なかじーです。現在クラークの語学学校で勉強をしています。様々な学校を経て感じた「フィリピン留学前にしておくべきこと」をまとめてみました。実際に日本人の生徒の方からお話を聞いたりして自分なりに考えてみました。
以下に書いたことは当たり前のことかもしれませんが、実は実行できている生徒が少ないのが現実です。せっかくのフィリピン留学、環境を思う存分活用して充実した留学生活にして欲しいですね。
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①目標を明確にすること
「目的を明確にする」これは僕がフィリピン留学を通して感じた1番重要だと思うことです。フィリピン留学をする方はどんな理由であれ目標や目的がありますよね。
例えば「海外の大学に行きたい」「海外で働きたい」「英会話ができるようになりたい」「TOEICの点数が欲しい」など目的は人それぞれだと思います。
このような目的を留学前に明確にしておくことがひじょうううううに大切です笑
これだけ誇張するのには理由があります。僕がフィリピン留学中、見てきた生徒でモチベーションが下がってしまうケースが多々ありました。
特に3ヶ月や6ヶ月など中期〜長期でいる方は環境にも慣れてしまい、だんだん英語に対するモチベーションが低下してしまいがちです。そうなると授業を欠席してしまったり、毎日日本人とつるんでしまったり、彼氏や彼女を作ってしまったり…
これって多分来る前の目的と180度変わってしまっていますよね。こんな生徒を何度も見てきました。そして、総じてこういう生徒の方が最後にいうのは「良い出会いがたくさんあった、良い経験になった」です。
果たして英語力は伸びたのでしょうか?あなたは留学に出会いに来ているのか?目的はなんなのでしょうか?
このようなケースを避けるために、留学の目的を明確にして留学中に目的がぶれないようにすることが非常に大切だと感じています。
とはいえ長期でいるとモチベーションが下がることは普通のことです。そういう時は勉強の方法を変えてみたり、テストを受けてみたりと色々工夫をしてモチベーションを維持してみると良いかもしれません。
また英語学習のモチベーション維持の方法について詳しく記事を書いてみたいと思います。
②最低でも中学文法は勉強しておく
留学に来てよくあるパターン「日本にいる間に英語をもっと勉強しておくべきだった」。特に海外映画・ドラマや洋楽が好きで机の上にじっとして勉強するのが嫌いな人が陥りやすいです。
もちろんこれは個人的な意見ですがいくら机の上の勉強が嫌いとはいえ中学文法の最低限の知識は必要だと思います。
というのも、実際に僕も留学前は一切英語の勉強をしていきませんでした笑 大学受験の名残があるかなと思いましたが、全部抜けていて最終的には留学してから中学文法を1からやり直しました。。。
正直、留学して1から英語学習を始めるのはあまり効率が良くありません。せっかく話せる環境にあるのである程度日本でインプットして留学でアウトプットできるように準備しておきましょう。
留学して英語を話す環境に行けば自然に伸びるというのは幻想です。英語の基礎もわからないのに授業を受けているのは時間を無駄にしているとしか言えません。
しっかりとした自習の時間(インプット)があるからこそ、会話(アウトプット)があり伸びるのだと思います。日本にいる間に最低限はインプットしておきましょう。
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③留学中の生活をイメージする
フィリピン留学の期間は短いですが、1日1日の過ごし方が英語力向上に影響していきます。実際に行ってみないとわからない雰囲気などもあります。
しかし、事前に得た情報を元に自分なりに想像してみるのが重要です。例えば、学校の雰囲気やクラスの数、1日の過ごし方、休日の過ごし方など具体的に想像すること。
もちろん、学校に着いてから現実と想像のギャップはありますが事前にある程度想像しておくことでスムーズに環境に適応することができるのではないかと感じます。
なるべく早く環境に適応して効率の良い毎日を過ごす方が充実した留学生活を送れますからね。なので、留学生活を自分の中でイメージして想定しておくことでスムーズな学校生活を送ることができると思います。
④留学先の情報を把握しておく
留学先の情報を自分自身で確認しておくことはもちろん大切ですが、改めて強調したいと思います。たまに情報を全然知らないでミスマッチしてしまっている生徒の方を何人か見かけます。
現在は語学学校のレビューサイトや韓国経営でも日本人向けのHPもありますので自分自身で情報を確認することも可能です。
例えば、学校によっては様々なジャンルのスペシャルクラス(コースに関係なく無料で受けれるクラス)がありますので事前にどのコースを取ってみようか見てみるのも良いと思います。
どのようなシステム、カリキュラムで授業を行っているのか、生徒、先生の評判は高いのか事前に調べておくことが重要でしょう。
また、事前に留学する地域(セブ島、バギオ、マニラなど)の特徴をしっかりと把握して自分の適性と地域性を照らし合せることも大切です。
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⑤自分の英語レベルをチェックする
TOEICなどのテストを受けて自分の英語レベルを数字として客観的に知っておくことは非常に大切だと思います。自分が今どのレベルにいるのか、どのくらい英語ができるのか勘違いしていないか?を知ることができます。
個人的にオススメなテストはTOEICスピーキング・ライティングです。というのも日本人はリーディングやリスニングは比較的得意だと思います。
しかし、一方でスピーキングとライティングが苦手な傾向にあります。TOEIC L/Rで高得点が取れてもS/Wで全然取れなかったら全く意味ないですよね。
本当の英語の実力を知るためにもS/Wの試験を受けてみることをオススメします。テストを受けることで自分の伸びしろを確認できたり、目標設定もすることができるので留学後にも効果的だと感じます。
まとめ
少しありがちな意見になってしまいましたが、僕が伝えたかったのは「目的を常に忘れずに自分の軸を持って留学生活を送ってほしい」ということです。当たり前のように見えますが、実際これができている生徒の方は少ないです。留学に来て環境に甘えてしまったり流されてしまったり…
そのような事態を避けるためには留学前に目的を明確に決めて、自分の意思を持って1日1日充実して過ごすことができるようにする姿勢が必要です。これが結果として「出会い」や「経験」などで惑わされない、本当の意味での良い留学になるのだと僕は考えています。ぜひ、出発前の時間を使って有意義な留学にしてください。
なかじー
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