目次
フィリピン留学エージェントを通すか、通さないかは悩みどころですよね。でもじつは留学エージェントを通さない方が基本的に損します。今回はその4つの理由を解説するとともに、具体的な失敗談もご紹介します!
そして「フィリピン留学業界の注意点」や「悪質エージェントを見抜く方法」なども書いたのでそちらも参考にしてください。また最後には、留学エージェントを通さないで直接お申し込みができる「評判の良い語学学校3選(ルソン島)」も載せています。
①留学代行手数料は基本的に0円
フィリピン留学エージェントを通さないと損してしまう第一の理由は、基本的に留学代行手数料が0円だからです。留学カウンセリングや留学プランの提案、お見積もりの発行や入学代行手続きにいたるまで全てが無料なんですよね。
「留学エージェントを通さない方が費用は安くなるんでしょ?」「直接、語学学校に申し込んだ方がお得ですよね?」「留学代行手数料は掛かりますよね?」というお問い合わせをよくもらうことがありますが、決してそんなことはありません。
もちろん、大手や老舗の留学エージェントの場合だと、有料で代行手数料を取るところはあります。しかしe-studentもそうですが、フィリピン留学エージェント業界においては「留学代行手数料は無料」というのがスタンダードです。
きっと「なんで代行手数料を0円にできるの?」と疑問に思いますよね。ぼく自身もお客さんとしてフィリピン留学エージェントを利用した時は、業界のシステムが分からなくて正直のところ「なんか怪しいな」と思っていました笑
留学エージェントが手数料を0円にできる理由は、語学学校から生徒の紹介料として「コミッション」を貰えるからです。つまり、学校側がお客さんを紹介してくれた報酬として、エージェントに一定の紹介手数料を支払うということになっています。
そのようにして、エージェントはお客さんから1円も頂かなくても、会社として運営していけるという構造になっているんですよね。なので、代行手数料が0円だからと言って怪しむ必要はないということです。
むしろ、無料で留学相談ができたり面倒な入学手続きを代行してくれるなら、それを使わない手はないと思いませんか?
②エージェント独自の特典がある
留学エージェントを通さないと損する2つめの理由は、なによりエージェント独自の特典があるという点です。例えば、オンライン英会話レッスンが◯ヵ月分無料になったり、現地で使えるポケットWIFIをプレゼントしてくれたり…
これは逆にフィリピン留学エージェントを通さないともらえない特典なので、語学学校に直接お申し込みすると損をしますよね。ただ特典の内容はエージェントによって異なりますし、そもそも特典がないところもあるのでそこは注意が必要です。
この「エージェント独自の特典」が留学エージェントを選ぶうえで、大事なポイントになってきます。ちなみにe-studentでは海外送金手数料を無料にしたりオンライン英会話レッスンの提供や無料でインターン先の紹介などを行っています。
余談ではありますが、留学業界でフィリピン留学ほど競争がはげしい国はないです。そのため、いい意味でもわるい意味でも競合が多いので、他国の留学エージェントと比べても、かなり良い待遇や特典があります。
③留学の満足度が高くなりやすい
フィリピン留学エージェントを通さないと損する3つめの理由は、エージェントを利用することによって「留学の成功率をグッと上げる」ことができるからです。
特にフィリピンに行ったことがない人や留学が初めての方にとって、エージェントは頼れる存在になります。
なぜならフィリピン留学の専門家に無料で相談ができてアドバイスがもらえるからです。学校選びを手伝ってくれたり、留学プランも無料で提案してくれるし、最新の現地情報についても教えてくれます。
ちゃんとした留学エージェント会社なら、カウンセラーはみな留学経験者で学校視察も定期的に行っており、現地情報にも詳しいです。しかし、個人手配の場合だとそのように中立的に相談できる人が誰もいなくなります。
留学カウンセラーの本来の役割は相性よく生徒と学校をマッチすることで、留学の満足度を上げることです。なので、留学エージェントを通さない方でも情報収集のために一度カウンセリングするのはオススメだと思います。
数百人の相談実績があるような熟練のカウンセラーであれば、生徒自身が気づかないような適正を見出して、よりその方に合った学校や留学プランを提案することも可能ですよね。
逆にいうと現地情報について詳しくないのに全部自分で決めようとすると後々になって留学満足度が下がることもよくあります。(情報収集不足のため理想と現実のギャップがおきたり学校と生徒間でミスマッチがおこるため)
④現地のトラブルにも対処してくれる
フィリピン留学エージェントを通さないと損する4つめの理由は、現地でなにかトラブルがあった時にエージェントが対処してくれるからです。
例えばよくある話だと、空港ピックアップの時に合流できなかったケースや学校になんかしらのクレームがある場合など。
そんな時には留学エージェントが交渉人として間に入って助けてくれますが、個人手配をした方はトラブル時にも全て一人で対応しなければいけません。
よくあるトラブルは前述の生徒さんが空港ピックアップで学校スタッフと合流に失敗するケース。
例えばe-studentのLINE@相談サービスではホットラインとして24時間対応できるので、緊急時でも学校スタッフと合流ができるように案内してあげたり、もしくは直接学校に行ける道順をオンラインですぐに送ることができます。
当時高校生でフィリピン留学をしたこのぼく自身も、当日のピックアップで学校スタッフが来ないという経験をしたんですよね。じつはその苦い思い出をいかして取り組んでいるサポートだったりします笑
その他には、学校が倒産した時に学費を保証する制度や無料で転校のサポートをしているエージェントも存在します。ただ、そもそも論として、倒産するような学校に紹介するエージェントに大きな責任があるので当然だと思いますが。
留学エージェントを通さないで損する事例3選
ここではフィリピン留学エージェントを通さないで損してしまう具体的な事例を3つご紹介したいと思います。誰にも留学相談せずにネットにある情報だけを参考にして、フィリピン留学をする人は意外といたりします。ですのでフィリピン留学を検討している方は十分に気をつけたいところですね。
1.自分の適正と合わない学校に留学してしまう失敗談
まず1つめのよくあるケースとしては、自分の適正と合わない学校に留学してしまう失敗談です。留学エージェントを通さない最大のデメリットは、良くも悪くも誰も学校選びに口出しできないという点です。
直接的に学校にコンタクトをするのは良いとは思いますが、ところがもしその学校と生徒が適正的にマッチしていなくても…学校側は親切に「あなたは当校と相性が合わないですよ」とは立場的に言えませんよね。
なぜなら当たり前ですが留学エージェントとは違って、他の語学学校を紹介することができないからです。
「本当は多国籍な留学環境がいいのに>日本人比率100%の学校に留学してしまう」「リゾート型のキレイな施設がいいのに>施設が古い6人部屋の缶詰め状態になる」「4技能をバランス良く伸ばしたいのに>TOEIC対策をやらないといけない」など。
あくまでも例ではありますがもし上記のように「理想と現実のギャップ」があるとするなら、それは留学前に知っておく必要があります。なぜなら、現地に行ってから気づくのではすでに遅いからです。
2.他の生徒と留学プランは同じなのに待遇が違う失敗談
これもあるあるの事例ですが、留学プランは全く同じなのに特典や待遇が異なることがあります。冒頭では留学エージェントを通しても基本的には代行手数料が1円も掛からないことを説明しましたよね。
それに加えてエージェント独自の特典があるため、語学学校に直接お申し込みする方が損をしてしまいます。本来ならもらえるはずの無料オンライン英会話レッスンが特典でつかない、長期留学につくはずの特別割引がないなど。
学校に直接お申し込みをした人が、後々になってエージェントを利用することはできないので注意したいところですね。エージェント経由か学校経由で待遇に違いがあるということでクレームされる方もいますので。
3.留学開始まで時間と体力を無駄使いしてしまう失敗談
これは語学留学というよりは正規留学によくあてはまります。e-studentではフィリピンの大学入学代行手続きも行っていますが、それを個人手配でやるとかなり時間と体力を消耗してしまいます。
エージェントは代行手続きを行うことが本業なので、素人がやるよりはるかに早く手続きを済ますことができます。つまり、個人で慣れない代行手続きや海外送金をやるとその分、留学出発まで遠回りをしてしまうことになります。
本当に大事なのは留学が始まってからですよね。留学出発までは面倒な手続きは専門家に任せて、本来やるべき英語学習や事前学習に時間と体力を使うべきです。
しかも、結局のところ個人で手続きを行うとすると、日本とフィリピンを行ったり来たりして高くつくパターンが多いですし…
フィリピン留学エージェント業界の注意点
一方でフィリピン留学エージェント業界の注意点もあります。また、留学エージェントのなかには完全に利益優先で運営しているところもありますし、薄利多売のビジネスモデルを採用してサービスの質を顧みない会社も存在します。
1.エージェントと提携していない学校がある
語学学校のなか(特に日本人資本)には、エージェントとは特に契約していないところもあります。そして、基本的に留学エージェント会社は契約をしている語学学校しか紹介しませんので、その点は注意が必要かと思います。
2.利益率の高い特定の学校を紹介してくる
冒頭で述べたように留学エージェントのビジネスは語学学校から紹介料を貰うことによって、成り立っています。つまり、悪質なエージェントだと利益率の高い特定の学校だけを紹介してくることも十分にあり得ますよね。
3.価格競争のいき過ぎで倒産の可能性がある
留学エージェントは自社の集客のために、独自の特典を過度に用意するところもあります。例えば、学校から貰う紹介料の一部を生徒に還元して、大幅な割引をするエージェント。
最近ではこのような過剰な割引などは学校との規約で禁止されていますし、そもそも割引を行う会社は経営的に危ない、もしくは差別化に苦しんだ挙句の苦肉の策だったりします。
4.偽の口コミや過激な情報が出回っている
フィリピン留学業界には少なからず闇が存在しています。それほど競争が激しい世界ということですが、それに便乗して嘘の口コミや過激な情報を発信する業界人はたくさん存在しているんですよね。
なぜそのような事が起こるのか?その答えは簡単で、結局は自分たちの利益ばかり考えているからです。悲しきかな、ある語学学校は学校のこと、あるエージェントは自社のことだけを考え、業界全体のことを真剣に考えている人は少ないです。
悪質な留学エージェントを見抜く方法・手順
良いエージェントもいれば悪いエージェントもいます。良いカウンセラーもいれば悪いカウンセラーもいるものです。ここでは、信頼できる留学エージェント・カウンセラーを見抜く方法・手順についてご紹介します。
1.大幅な割引や上乗せ料金がないか確認する
まずは留学エージェントのHPや見積書などで、大幅な割引や上乗せ料金がないか確認しましょう。何度も言いますが、フィリピン留学エージェント業界では”代行手数料0円”がスタンダードです。
しかし一方で、大幅な割引をしている薄利多売のエージェントはサービスの質が悪いですし、価格競争がいきすぎると最終的には会社が倒産するという韓国の前例がありますので注意しましょう。
2.カウンセラーに留学経験があるか尋ねる
そして留学カウンセラーにどのような留学経験があるか、前もって経歴を尋ねておきましょう。やはり留学の満足度を上げる鍵を握っているのはエージェントと言っても過言ではありません。
ですので、生徒が納得できるほどのカウンセラーでないと信頼感がないですよね。例えば、留学経験はあってもほんの数ヶ月程度でTOEICスコアも600程度の人から話を聞いてもあまり意味がないと思います。
3.良いことばかり言っていないか注意する
基本的に良いことばかりを言っている留学カウンセラーは正直怪しいです。おそらくマニュアル通り、もしくは学校から貰った情報をそのまま伝えているだけの可能性があるので、内容がとても薄いので信頼性に欠けます。
学校の悪い面を中立的に言えるのがエージェントの役割なのに、それを放棄してただ良いことだけ言うカウンセラーは詐欺師かもしれません。それか、ただフィリピン留学のことを何も知らない人だと思った方がいいですね。
4.他にオススメの学校がないか聞いてみる
むやみに特定の学校を勧めてくるようであれば、他にオススメの学校がないか聞いてみましょう。また自分の学校に対する希望を伝えた上で、相手がどういう基準で学校を提案したのかも確認しましょう。
最終的に留学先を決めるのはエージェントではなく生徒自身です。提案してくれた学校が自分の適正に合ってるかどうか、最後は自分の意志で納得感を持った上で判断すると留学の満足度が高まります。押し売りには要注意です。
5.最後に現地視察した日付を教えてもらう
最後にこれは必ず確認した方がいいです。「生徒の留学満足度を上げたい」「生徒と学校のマッチ度を高めたい」「業界全体に貢献したい」と心から思っているエージェントなら、定期的に現地視察・学校視察をしています。
フィリピン留学業界の歴史もまだ浅いですし、なにより学校の状況は常に変わります。例えば、フィリピンにある語学学校の授業料は年に1回ごと更新されたりもするので、最新の情報を把握しているエージェントかどうかを見極めましょう。
エージェントなしで直接申し込める語学学校
e-studentはあくまでも留学エージェントですが、フィリピン留学業界全体を盛り上げたいと本気で思っています。ですので、エージェントとはあまり契約をしていないルソン島にある評判の良い語学学校を3つご紹介したいと思います。これらの語学学校はエージェントなしで直接的にお申し込みができます。
①Palette School(ブラカン)
パレットスクールはマニラから2時間ほど離れた郊外ブラカン州にある語学学校です。キャンパスが国際NGO施設内にあり、欧米からきたインターンシップ生や数百人のフィリピン人コミュニティがあるため、グローカルな留学環境となっています。
そのユニークさはフィリピン全土でも唯一無二の語学学校です。母体団体がNGOということもあり、同施設内には日本人も含め世界から社会起業家を目指す人々が集まっています。特に、週末のスラム街へのスタディーツアーは評判があります。
②Face to Face(タガイタイ)
Face to Faceは首都マニラから2時間ほど離れた避暑地のタガイタイにあります。当校の生徒規模は20人〜50人と少人数制で社会人層が多い学校ですが、フィリピン人講師と共同生活をするというユニークなスタイルを採用しています。
また、日常英会話コース/資格対策コース(TOEIC,TOEFL,IELTS)をはじめ医療英会話コースやフィリピン大学入学コース、フィリピン就職コースといった幅広いカリキュラムを提供しているのが特徴です。
③CNE1(ターラック)
CNE1は首都マニラから3時間ほど離れたターラック州にある語学学校です。2010年に開校されてから一貫して日本人の英語教育とスキル教育に徹してきました。CNE1母体校は私立総合学園として日本語教育やIT教育も行っています。
なお日本人学生向けの「IELTS Boot Camp」「WEBデザイン入門コース」「バリスタ英会話クラス」「こども英語先生養成コース」など、英語でスキルを学ぶスキルアップ留学にも評判があります。
口コミ評判&リピーター率No1の「e-student」
いかがでしたか?かなり長くなってしまいましたが、フィリピン留学エージェント選びの参考となれば幸いです。
また今後、フィリピン留学を検討されている方は、口コミ紹介率50%&リピーター率が10人に1人の実績があるe-studentへお気軽にお問い合わせください。
設立から3年とまだ若い留学エージェントですが、ひとりでも多くの人に実りある留学を提供するために、留学の成功確率をグッとあげるために日々努力しています。
光栄なことに先日「フィリピン留学・セブ留学で評判の良いオススメエージェント【ベスト3】」にも選出されたので、ぜひそちらもご覧頂けると嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました!
その他のフィリピン留学エージェント一覧
留学エージェント名 | URL |
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フィリピン留学プロ | https://www.pro-japan.jp |
セブ島留学マスター | https://www.pro-japan.jp |
フィリピン留学情報センター | http://www.phil-joho.com |
Local Plan | https://local-plan.com/ |
留学比較ドットコム | http://ryugaku-cebu.com |
留学ドットコム | https://www.ausbiznet.com/philippine |
フィリピン留学サポートセンター | http://a1-international.co.jp |
フィリピン留学・セブ留学インフォメーションセンター | http://philippines.co.jp |
AAA | http://cebu-aaa.com |
留学ソムリエ | http://www.ryugakusommelier.com |
バコロド留学代理店 | http://bacolodryugaku.com |
地球の歩き方 | http://www.studyabroad.co.jp/philippine/ |
ファーストイングリッシュ | http://www.firstenglish.jp |
留学JP | http://ryugakujp.com |
MSTC | https://www.philippine-ryugaku.com |
セブイングリッシュ | https://www.cebu-english.com |
FUJIYAMA International | https://www.fujiyama-international.com |
留学情報館 | https://www.nes-ryugaku.com/lp/ph.html |
フィリピン留学ニュース | http://philippines-ryugaku.com |
Better | http://better-bltn.com |
フィリピン留学Hub | https://www.hub1234.com/ |
Transit | https://transiten.net/ |
バギオ留学ゲート | https://ryugaku-baguio.com/ |
セブターン | https://intern-college.com/ |
ラストリゾート | https://www.lastresort.co.jp/ |
セブ留学アカデミー | https://www.cebu-55.com/ |
LIBRA | https://libra11.com/ |
フィリピン留学101 | https://ryugaku-asia.com/ |
PSAA | https://psaa.jp/ |
ブリッジ留学サポートセンター | https://www.bridge-ryugaku.com/ |
BRAND NEW WAY | http://www.bnwjp.com/ |
セブイチ | https://cebuichi.com/ |
HGLフィリピン留学センター | http://hgl-studyabroad.com/ |
Global Dive | https://global-dive.jp/ |
留学スクエア | https://www.lieugaksquare.com/ |
PANATAG | https://www.pana-tag.com/ |
SRGグローバル | http://www.srg-global.co.jp/ |
フィリピン留学ワールド | https://tabiken.com/ |
Cebuuu | https://ryugaku.cheerup.jp/cebu/ |
フィリピン留学の漫遊 | https://manyu.jp/ |
CEBRIDGE | https://cebridge.jp/ |
ポルタ留学センター | https://porta-ryugaku.jp/ |
SOUDA | https://philippines-cebu-ryugaku.com/ |
セブ島留学センター | https://www.ryugaku-onebridge.com/ |
フィリピン留学ドットコム | https://philippine-r.com/ |
フィルイングリッシュ | https://phil-english.com/ |
フィリピン留学Hub | https://www.hub1234.com/ |
School With | https://schoolwith.me/ |
スマ留 | https://smaryu.com/ |
スカイゲートインターナショナル | https://skygate-inter.com/ |
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