フィリピンにまだ一度も行ったことがないと地域の特色は掴みづらいですよね。「フィリピン留学する予定だけど場所がまだ決まってない」「現地にどんな留学先があるか分からない」今回は、そんなあなたのためにフィリピンでオススメの留学先を5つご紹介します!
①セブ島「王道のリゾート留学」
セブ島はまさに「フィリピン留学の聖地」で日本人学生に最も人気の留学先です。なんといっても、セブは世界でも有名な観光地なので、留学をしながらでも気軽にビーチに行ったりしてアクティブに楽しめることができます。また、セブ島には数多くの語学学校や留学業者が集中しており、競合性が高いため、質も高くて多様な留学スタイルを見つけることができるしょう。エリアを大まかに分けると、リゾート地域と空港がある「マクタン島」と市内中心地側の「セブシティ」のどちらかになります。
メリット①勉強と遊びの両立ができる
せっかく留学するなら学校外での体験や出会いも大切にしたいですよね。特にフィリピン留学の場合は一日の授業時間平均7~8コマもあるので「勉強漬け」になってしまうことも少なくありません。
セブ島では、中心地からリゾート地域として知られる「マクタン島」に車で30~50分程でアクセスすることができます。身近な環境にリフレッシュできる場所があるので、ストレスフリーに勉学が進みそうですね。
授業がない週末の休みには、観光地として人気な「ボホール」「オスロブ」「カワサン」などに留学生同士で旅行に行かれる方もたくさんいます。
また、リゾートだけではなく、お洒落なレストランやバーがたくさんある「IT パーク」や大型ショッピングモール「アヤラモール」付近などで、シティライフを満喫することができます。
そんな魅力に溢れた地域「セブ島」なら、勉強と遊びを両立させながら留学生活を送ることができるはずです。
メリット②多様な留学スタイルを選べる
冒頭でも紹介したように、セブ島はどの地域よりも最も多く「語学学校」が存在します。その分、競合性も激しくなるので、質の高い学校づくりを実現しなければ生き残っていくことができません。
そのような背景から、セブ島では多種多様な留学プランやプログラムを提案している学校がたくさんあります。ダイエット留学、プログラミング留学、0円留学、現地の大学進学プログラムなど…
選択肢が多くあることから、自分に合った留学スタイルを見つけられるのが大きな魅力です。
②マニラ「大都市でシティ留学」
フィリピンの首都「マニラ」は、人口約1,200万人以上を抱えるメトロ・マニラの中核都市。政府、教育、ビジネスなどあらゆる分野の中心地で、多様な現地人が大都市で生活を営んでいます。語学学校の数自体は少なく、英語留学先としてはまだまだマイナーな地域です。しかし、国内トップ10にランクインする多くの大学、名門大学のUP、アテネオ大学、デラサール大学もマニラ首都圏に位置しています。つまり、他の地域と比べても優秀な講師陣を確保することは容易です。ビジネスマン、現地で大学留学したい学生、英語中級者におすすめの留学先です。
メリット①首都だからこそ集まる優秀な講師陣
マニラ地域の特徴は、講師の質が高いことにあります。もちろん首都なので、他の地域よりも英語使用頻度や教育水準が高く、社会的地位がある人も自然と集中しています。そのような背景で、マニラにある語学学校が優秀な人材を確保できていると言えます。
英語能力だけでなく、フィリピンで最大の都市なので、マニラ地域以外から来た人々など多様な人種に会うこともできます。また、ビジネス街「マカティ」や「BGC」では、世界各国から来た駐在員や外国人観光客をよく見かけます。
日本人比率も少ないので、刺激的な環境で英語力を積極的に磨きたいという方にとっては最適な地域です。
メリット②教育機関やビジネスの中心地
首都マニラは教育機関やビジネス、もちろん政治分野でトップを率いている地域ですので、それらに関連するチャンスや縁との巡り合いもあります。
現地の大学に進学・留学を考えている学生もしくは社会人、海外インターンシップに挑戦したい学生やビジネスマンにとっては、多くの機会がある目的地です。その他にもマニラでしか味わえないシティライフを楽しんだり、歴史や文化について深く学べることができます。
③バギオ「天空都市でガチ留学」
ルソン島の北部に位置する「バギオ」はフィリピン留学でセブ島に次ぐ人気があります。バギオは首都マニラから車で約6時間ほど離れた山岳地帯にある都市です。「フィリピンの軽井沢」とも呼ばれていて、年間を通して気候も涼しく大自然に囲まれています。さらに学園都市としての顔もあり、学習に適した周辺環境と教育水準の高さで、多くの語学学校が存在します。特徴的なのが、ほとんどの学校がスパルタ式。
メリット①自然溢れる山岳地域+学園都市
バギオは都会の喧騒とは全く縁のない地域で、壮大な緑の景色と綺麗な空気をいつでも楽しむことができます。フィリピンは常夏としてのイメージが強いですが、暑いのが苦手という方にとってはおすすめできる地域です。
さらに、バギオは学園都市としても知られており、全体を通しても高い教育水準を保っています。
地域としての魅力は、特に女性から評判が良い「メルヘンチックな雰囲気」が挙げられます。街全体を見ればなんとなく分かるのですが、一説によるとジブリ映画「ラピュタの城」のモデルにもなったそうです。
標高は約1500メートルと言われていますが、山の表面に段々と建てらた家を見るとまるで「天空都市」にいるかのように感じさせられます。
また、バギオにはお洒落で美味しいレストランや雰囲気の良いカフェがたくさんあるので、生活面であまり困ることはないです。
メリット②勉強に集中できる環境が整備
地域性や学園都市という点でも既に「勉強に集中しやすい環境」と言えるのですが、バギオにある多くの語学学校が「スパルタ式」という方針のもとで運営しています。
一般的なスパルタ式の学校では、「平日外出禁止」「義務自習」「学校内で母国語使用禁止」「罰則もしくは罰金システム」などの規則を設けることによって、生徒の学習状況を徹底管理。
したがって、英語の勉強・授業の勉強に集中したいという方向けの「真面目留学スタイル」です。
誘惑は一切ないという利点もありますが、逆に言うと文字通り「勉強漬け」になります。しかし、そのような学校では生徒が快適に留学生活を送れるよう、また日頃の勉強ストレスを開放させるための施設づくりに力をいれています。
ですのでバギオで学校を探す際は、学校の施設設備にも注目しましょう。
④クラーク「経済特区で欧米留学」
クラークとはルソン島のパンパンガ州内にある「クラーク国際空港」の周辺地域のことを指します。このエリアは、政府が経済特区として開発し、インフラ整備を始め、様々な外資系企業や大企業を招致することに成功しました。米軍基地の跡地ということもあり、西洋感溢れる施設や文化が今もなお残っています。そのような背景で、フィリピンの「リトル・カリフォルニア」という異名もあり、至るところに壮大なゴルフ場や別荘なども伺うことができます。ちなみ、語学学校がよくあるエリアは、空港周辺地域の「クラーク」と市内中心地である「アンヘルスシティ」の2つです。
メリット①ネイティブ英語圏の人口が多い
クラーク・アンヘルス地域では、フィリピンの他の地域と比べても「現地在住のネイティブ人口」が多いです。冒頭でも説明したように、歴史や地域性がそのようにさせた大きな要因と言えます。
ネイティブ英語圏の人口が多いということは、現地の語学学校にとっては好都合で、容易にネイティブ講師を雇用することができます。したがって、クラークにあるほとんどの語学学校では、複数もしくは大人数のネイティブ講師が活躍しています。
メリット②2カ国留学・ワーホリの実績が豊富
クラークにある語学学校で人気のコースは「ワーキングホリデーコース」や「ネイティブマンツーマンレッスン」などが挙げられます。学校によっては、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどといった多国籍な講師が数十人もいるところもあります。
フィリピンの後にネイティブ英語圏へと向かう「2カ国留学」予定者にとっては、最初の段階からネイティブ英語に慣れる絶好の機会になります。
本場ネイティブ圏でマンツーマンクラスを受講すると高額な料金になりますが、フィリピンでなら低価格で実現することも大きなメリットです。
⑤イロイロ「学園都市で郊外留学」
パナイ島にあるイロイロ市は「フィリピン住みやすいランキング1位」にも選ばれたことがあり、地元民の優しさと治安の良さが評価されています。街全体は、のどかな校外リゾート地域といった感じでとてものんびりとした雰囲気を感じさせる一方、国内で有数の学園都市でもあり、政府による都市開発も進んでいます。日本人の留学生比率は少なく、学習環境に適した安心して留学生活を送れる地域です。
メリット①治安が良いのどかなリゾート校外
イロイロ市は「City Of Love」「愛の町」とも呼ばれ、思い遣りの精神を持つ人たちがたくさんいます。困った人を見かければ「自然に人助けをしてしまう」そんな優しさがある地元民が、フィリピンで有数の治安が良い地域を育んできました。
また世界のベストアイランドNo1に何度も選出されたことがあるリゾート地「ボラカイ島」も、イロイロ市と同じ島に位置しています。車で行くと6時間ほど掛かるので少し大変ですが、ボラカイに車で行ける距離にある留学地域は、ほとんどありません。
ローカルにもビーチは点在しているので、週末にでも気軽に留学生同士で出掛けることができます。市の規模としては人口が約15万人ですので、郊外リゾート地としてゆったりとした時間が流れています。
メリット②開発が進んでいる学園都市
観光地・教育都市としての側面以外にも、イロイロ市では2015年にAPEC共同開催が行われたり、コールセンターやビジネスパークの建設ラッシュなど「都市開発」が行われています。
そして、イロイロには約30以上の大学があると言われており、国内でも有数の学園都市です。安全で開発途中の学園都市ですので、勉学にもしっかりと集中できますし、生活の快適度もある程度保障されています。
その他「避暑地タガイタイなど」
おわりに:地域の特色を掴んでから留学先を決めましょう!
いかがでしたか?今回はフィリピンでおすすめの「5つの留学先」についてご紹介しました。それぞれの地域によって「異なる特色や特徴」があるので、自分に合った留学先を選んでくださいね。
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