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フィリピンってあまり親日のイメージがないですよね。でも、それは遠い昔の話です。今回は、フィリピンが親日的だと実感したエピソードを「ランキング形式」でご紹介します!電通が20カ国を対象に実施した「ジャパンブランド2018」では、”日本のことが好きな国”でフィリピンが同率1位にランクイン。なんと”訪日意向”のトップは2年連続です!!
9位 フィリピン人が”Made in Japan”を溺愛しているのに気づいた時
ユニクロやダイソーをはじめ、フィリピンではすっかり”Made in Japan”が馴染んでいます。「日本製品だから」という信頼感があるため、相場より値段が高くても現地では人気のブランドです。各地にある大手モールには、日本をテーマにした店舗などを見かけることはよくあります。
とはいっても、ダイソーに関しては100円均一ではなく、「88ペソ」と2倍ほど高く価格設定がされています。ユニクロでは、さすがに倍まではいきませんが、日本で買うよりも多少お値段がします。そんなユニクロさんは、今秋に東南アジア最大級となる店舗をマニラにオープンするそうです。
8位 現地の車が日本製で埋め尽くされているを目の当たりにした時
マニラやセブは渋滞が酷いことが有名ですが、周りの車をよく見渡すと、なんとその多くが日本製の車でしたよね。フィリピンでは当たり前のように、トヨタ、日産、スズキ、三菱、マツダなどを見かけます。ぼくが初めて高校生の時に渡比したときは、治安が心配で正直ビクビクしていたのですが、それを見て「一気に親近感がわいた」のをよく覚えています。
普通車だけではなく、大型トラックから原付バイクまで、日本からの輸入車が使われているのはあるあるです。たまにですが「車がバックします…ピーピー」(笑)と、いかにも日本的なアナウンス機能がついた大型トラックを見かけることもあります、そんなの笑ってしまいますよね。フィリピン人の運転手に一度、その意味を理解しているのか確認してみたいものです。
7位 アニメの知識が並みの日本人よりもあった時
これも、あるあるですよね。どうやら日本人が思っているよりもフィリピン人は、アニメやマンガに対する知見があるようです。王道どころのワンピースはもちろん、若い世代のなかには日本人でも全然知らないようなアニメなどを話題にしたりしてきます。アニメ・マンガ好きの日本人であれば全く問題ないですが、そこら辺に疎い人だとついていけないかもですね。
たとえば僕の場合、スターバックスでコーヒーを注文した後に名前を聞かれると「Ryota」と答えるのですが、そしたら店員から結構な確率で「Oh! Miyagi Ryota!!」とスラムダンクの登場人物になぞられます。でもスラムダンクの内容すらまともに知らない僕なので、そんな時は申し訳ない気持ちです…
6位 フィリピン人から「日本人の親戚がいるよ」と返答された時
現地の人と話していると「私の親戚で日本人がいるよ」と返答されることがしばしばあります。日本人男性とフィリピ人女性が現地もしくは日本で結婚しているケースが多くあるからです。このような場合だと、本人はより日本が身近に感じれるはずなので、円満な家庭であれば親日度はますますアップしますよね。ちなみに、日本に住む外国人のなかで3番目に多いのがフィリピンの方々です(2017年の総務省のデータによると約25万人)。
5位 セブンイレブンが日本とタメ線くらいあるのでは?と思った時
セブンがあちこちにあるのを初めて見たときは「ここって日本?」と思うくらいでした。フィリピンでは、それほど”コンビニ文化”が定着しています。日本でも定番のヤクルトやポカリスエット、コアラのマーチなども売られていて面白いです。セブンイレブンは、2017年9月末時点で「2172店舗」が各地に点在しているそうです(業界2位のミニストップは約500店舗)。
日本のヤクルトはフィリピンでも大人気です。あまり知られていないですがヤクルトは世界31ヶ国で展開していて、1日あたり約2000万本が売れているそうです。フィリピンではコンビニのレジ横、スーパーなどで当たり前のように置かれています。 pic.twitter.com/ekY4YrTRv8
— Ryota@フィリピン留学 (@kr_ryota1) September 10, 2017
4位 日本のラーメン屋さんに行列ができているのを目撃した時
これには本当にビックリです。日本円で一杯800~1200円ほどのラーメンに行列ができてしまうのですから。マニラ首都圏で有名どころは一風堂や凪というチェーン店があって、家族連れや友達同士で来ているフィリピン人で大繁盛しています。日本にあるラーメン屋よりも全然高いのに…って感じですが、経済成長真っ只中とはいえ凄まじすぎますよね。ちなみに、ラーメン以外では丸亀製麺や富士そばも既に進出していますよ。
【丸亀製麺がフィリピンに進出🇵🇭】
ついに!やっと!待望の”うどん”がフィリピンに上陸しました。#Udon #Manila #BGC pic.twitter.com/gyQPho4ud9
— Ryota@フィリピン留学 (@kr_ryota1) August 21, 2017
3位 日本に一度は行ってみたい人がほぼ100%だと感じた時
多くのフィリピン人と話していて気づくのが「みんな日本に行きたがっている」ということです。彼らも、本場で日本食が食べたいだろうし、日本のインスタ映えスポットを訪れたいはず。とにかく、日本を体験したがっていることがビンビン伝わってきます。ぼくが現地の大学に留学していた時も「日本に行ったらツアーガイドしてね」と現地の学生から何度も頼まれましたよね。
*実際、電通が20カ国を対象に実施した「ジャパンブランド調査2018」で、”訪日意向”に関しては「フィリピンが2年連続で第1位」に輝きました。また、2017年セブパシの日本市場での利用者は約43万人でしたが、訪日旅行や帰省需要などのフィリピン発からが8割を占めたそうです。参考記事:セブ・パシフィック航空、日本支社を設立
な、なんと!一番驚いたのがこれ👇
・2013年までは年間3万人程度の利用客
・2014年は20万2000の利用者=約7倍
・2017年は43万人の利用者=約2倍
これじゃあセブパシの日本市場は俄然伸びていきますね〜。
セブパシフィック航空、日本支社開設 3カ所目の海外拠点 https://t.co/C3wWTJeUgY
— Ryota@フィリピン留学 (@kr_ryota1) May 16, 2018
2位 日本/日本人って~だよねとベタ褒めされたとき
「日本は良い国だよね」「日本人って礼儀正しくて優しい」「日本人は真面目で働き者」などと、フィリピン人がベタ褒めしてくれることってありますよね。たとえお世辞ではあっても、自分の国の長所を褒めてくれるなんて嬉しいものです。フィリピンには、韓国人や中国人在住者も多くいるので、きっと他のアジア諸国の人たちとも比較されているのかな。
政府開発援助(ODA)として、日本政府はフィリピンに対して経済や技術面において様々な支援を行ってきました。僕が行きつけのセブンに買い物へ行ったときに店員さんが「ニュース見たか?また安部(首相)さんがフィリピンに大規模な投資をしてくれるってよ!」とハイタッチを求められたことは印象的でした。フィリピン人も感謝しているみたいですね。
1位 I”m Japaneseと自己紹介した瞬間に相手の目が輝いたとき
いよいよ第一位です。究極的にこれだと思います。「I”m Japanese.」は一種のブランドになっているのでは?とうぬ惚れるほど好反応をもらえることがあります。これはまさに、フィリピンが類も見ない親日国である証だと感じます。もちろん世の中には色んな人がいるので、人によって反応の違いはありますが、総じて「I”m Japanese.」は最強です。
「それは自文化中心主義だろ!」と突っ込まれても構いません。ぼくは、これまでに様々な国籍バージョンの自己紹介を色んなフィリピン人にしてきました。アジアであればどこにでも溶け込めるルックスの自信があったので「I”m Korean.」「I”m Chinese.」「I”m Taiwanese.」など、興味本位で試してみました。断言します。「私は日本人です。」が一番輝いていました!
おわりに:参考動画もチェックしてみてください↓
いかがでしたか?今回は「フィリピンが親日国だと実感したエピソード」をご紹介しました。「フィリピンと日本は友好的」「フィリピンは親日的なんだ」ということが分かって頂ければ幸いです。近年、フィリピン留学する日本人が増えていることも、一つの要因になっていると思います。最後に:e-studentのメンバーが動画をアップしていたので、そちらもぜひ参考にして下さいね!
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