先日、フィリピンで配車アプリ「Uber」が1カ月間の利用停止になっている理由を説明した記事を公開しましたが、実は続報があります。なんと、8月29日にUberがフィリピン陸上交通許認可規制委員会(LTFRB)に罰金「約2億ペソ」を支払い、同日に営業を再開しました。
参考URL:http://www.sunikang.com/2017/08/uber-pays-190m.html
フィリピンでも人気の配車アプリ
Uber(ウーバー)はアメリカ発の配車サービスを提供している画期的なアプリです。Uberは2009年から開始し、現在はアメリカ以外にも世界70カ国・450都市に展開をしています。ここフィリピンでも、UberやGrabといった配車アプリはかなり普及していて、多くの人々が使っています。
特にフィリピンではタクシーによるぼったくりや渋滞が頻繁に起こるので、配車アプリがあると便利です。アプリを起動して目的地と現在地を入力してドライバーを見つければ、固定の料金が表示され、ぼられることはまずないです。
また、フィリピンの一部の地域ではタクシーが走っていないところもあるのですが、田舎過ぎない地域であればGrabやUberを使ってタクシーを呼ぶことができます。現地在住者だけでなく、留学生にも易しいツールなのでおすすめします。
関連記事:フィリピン留学生の必須アプリ「Uber」&「Grab」について
Uberが一時利用停止になった訳
背景としては「Uber」、「Grab」の両者とも従来のタクシー業者の抗議を受けるなどして、LTFRB(フィリピン陸上交通許認可規制委員会)と協議していました。その結果、営業許可などの取り決めが終わるまでの間、新たにドライバーを増やさない方針で合意。しかしながら、「Uber」はドライバーの募集を続けていることが発覚し、1カ月の営業停止を受けていたのです。
引用:フィリピンで配車アプリ「Uber」が使えなくなっている理由…留学生に影響はあるか?
8月15日からUberの利用が停止していたのですが、その2週間後に実は新たな動きがありました。当初は1カ月間の利用停止というかたちで両者とも合意に至りました。しかし、8月29日からUberの利用再開が決定し、現在は使えるようになっています。
罰金2億ペソを支払い営業再開へ
8月29日、CNN(フィリピン)の公式ツイッターアカウントが「UberはLTFRBに対して罰金1億9000万ペソを支払った」というツイートをしました。もちろん、こんな大金を支払った理由は一刻も早く利用停止を解除するためです。
もっと驚くべきことが約2億ペソ(4億円)の罰金を請求された上に、利用停止期間中に業務ができなかったドライバーの補償金として3億ペソ(約6億円)をさらに課せられたことです。たったの2週間で、合計の損失額が約5億ペソ(10億円)。
ウーバー、大丈夫かな…
とにかく
伝えたかったことは「Uberはもう使えるよ!」ということでした。
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