フィリピンでよく英語留学しにくる「外国人国籍をランキング形式」でご紹介します。「現地で多国籍な友だちをつくりたい!」という方には必見の記事です。フィリピンの語学学校を80校以上視察した経験を基に記事を書いていきます。
*参考情報として日本人もランキングにいれました。
1位 韓国人
やはり一番はこの国「韓国」です。彼らが母国の英語教育を発展させるためにこの市場をつくったと言っても過言ではありません。2000年前後からバギオやセブ島などの地域に語学学校を設立しこれまでに多くの韓国人生徒を輩出してきました。
なんとピーク時には年間10万人もの韓国人生徒がフィリピンに英語を学んでいたそうです。2017年の「EF 英語能力指数」によると同国は80か国中30位という結果になっています。その人口の多さは語学留学だけではなく、フィリピン大学留学・学部留学にも当てはまることです。
日本のランキング37位と比べると、その理由がなんとなく頷けます。ちなみに現地にあるほとんどの語学学校に韓国人生徒がいるのですが、もちろん年齢層が若いということもありますが親日派の方が多くてとてもフレンドリーです。
2位 日本人
そして、韓国に次いで多いのが「日本人」です。少し古いデータですが、2015年のフィリピン政府観光省統計によると年間3万5000人の方がフィリピンに英語留学をしました。2010年には年間わずか4000人しか来なったのに凄い勢いですね…
その理由として挙げられるのは日本人資本の語学学校が増えたことにあります。特にセブ島は日本人資本の学校やエージェントが集中する地域ですので、他の地域と比べると生徒もかなり多いです。
セブ行きの飛行機に乗れば日本語が聞こえる、街中でよく知らない日本人を見かける、なんてことはざらにあります。その反面、日本人向けのサポートが充実していたり安心できるという利点もありますが。
3位 台湾人
第3位にランクインしたのは「台湾人」です。人口大国の中国より台湾人が多く来ているという事実には驚きですが、毎年かなりの台湾人が英語を学びにフィリピンに足を運んでいます。
台湾人に関してもセブ島だけに限らず、バギオ、クラーク、マニラやイロイロなどの様々な地域でも英語留学をされています。フィリピンの首都マニラから台北までは飛行機でわずか約2時間30分の距離。
その物理的な身近さが留学の後押しになってるかも知れないですね。台湾人生徒の印象は、勤勉で穏やかな人が多いです。日本人にどこか少し似てる台湾人は世界でもトップクラスの親日国なので、きっと現地でたくさんのお友達ができるはずです。
4位 ベトナム人
第4位にランクインしたのはこれまたアジア・親日国の「ベトナム」。ベトナムはいまASEANの中で最も経済成長している国として知られ、ともて勢いのある国です。
経済成長の波に乗った国内ではグローバル化も以前より推進され、IELTSブームなどが起こっています。ベトナム人の中には日本語に堪能な方もいて、勤勉で真面目な方が多いです。
4位 中国人
ベトナム人留学生と同じ第4位は「中国人」です。正直なところ人口大国の中国は、もっと上位にランクインしていると思ったのですが、想像よりは現地に中国人留学生はそんなにいません。
しかし、最近の語学学校の中には中国マーケットに力を入れているところもあるそうなので、今後の伸びしろが期待できそうです。ちなみに、現地では中国語人留学生と中国語で話している日本人の方も見かけます。
6位 中東
なんと!第6位は「中東」からの留学生です。サウジアラビアを中心に、中東出身の方たちもフィリピンで英語を勉強しています。
学校によっては、中東の人たちのために食事メニューに気を遣ったり、イスラム教徒がお祈りできるスペースを提供しているところもあります。
あまり知られていませんが、中東からの留学生は英語留学だけはなくマニラなどの大学にもたくさんいます。
6位 ロシア人
同率の第6位は「ロシア人」。これも意外ですが、フィリピン英語留学はかなりロシア人の方々に受けいれられています。
特にセブ島地域の学校にロシア人留学生が集中している印象です。
8位 南米
第8位は「南米」からの留学生。アルゼンチン、コロンビア、ブラジル、ペルーなど。ここまでくると流石にレアケースですが、セブ島の学校でたまに見かけることがあります。
母体数がやはり少ないので、フィリピンで南米からの留学生と友だちになれたらかなりラッキーだと思います(笑)
9位 ヨーロッパ
そして最後にランクインしたのは「ヨーロッパ」からの留学生です。ごく稀なケースでスペイン人やイタリア人の方々がフィリピンで英語留学をしています。
わざわざヨーロッパからなんでアジアで英語留学?とつい疑問が浮かびますが、おそらく彼らにとってはいま話題の「リゾート留学」みたいな感覚で来てると思います。
まとめ
どうでしたか?今回は「フィリピン留学に来る外国人国籍BEST9」をご紹介しました。やはり距離的に近いアジアからの留学生が中心的でしたね。また、母体数は少ないですが「こんな国からも?」という意外な結果もあったのではないでしょうか。
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