フィリピンの大学に入学する方法・条件・手順を解説します

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「フィリピンの大学に入学したいけど方法が分からない」「フィリピン正規留学の条件が知りたい」「大学進学までの手順を知りたい」そんな方に向けて、今回はフィリピンの大学入学について解説します!

フィリピンの大学に入学する2つの方法

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フィリピンの大学に入学する方法は2つしかありません。①自分自身で入学手続きを行う②他の人に代行手続きをお願いする、まずはこれらについて解説したいと思います。入学条件と手順については、後ほど書きます。

①自分自身で入学手続きを行う

フィリピンの大学に入学する1つめの方法は、全ての入学手続きを自分で行うことです。入学手続き内容には、大きく分けると①日本で行う手続きと②現地で行う手続きの2種類があります。

日本で行う手続き 現地で行う手続き
高校時代の成績証明書 入学申請書類
担当教員からの推薦状 大学受検手続き
レッドリボンの取得 各種ビザ手続き

ざっくりと大まかな手続き内容をまとめると、上記のようになります。これらの手続きを個人で行い、かつ志望大学の入学試験に合格することができれば、フィリピンの大学に入学することができます。

②他者に代行手続きをお願いする

知人や友人、留学エージェントに代行手続きをお願いする方法もあります。フィリピンハーフの方や現地の学校に通われていた方は、何かしら現地とのコネクションがあるので、信頼できる方に手続きを手伝ってもらうというケースが多いです。

  • 空港ピックアップ
  • 生活用品購入代行
  • 入学申請代行手続き
  • 大学受検代行手続き
  • 検疫局書類代行手続き
  • 観光ビザ代行手続き
  • SSPビザ取得代行手続き
  • 学生ビザ取得代行手続き
  • 無犯罪証明書代行手続き
  • ACR-I Card取得代行手続き
  • 滞在先の手配及び契約手続き

上記のリストは「フィリピン留学情報館」が提供する入学代行手続きサービス内容の一例です。自分以外の他者から協力を得て、代行手続きを依頼することによって、フィリピンの大学に入学することができます。

各メリット・デメリットまとめ

個人で入学手続きを行う場合
メリット デメリット
・代行手数料が掛からない ・時間的コストや労力が必要になる
・現地事情に詳しくなれる ・現地の大学とのやり取りが難しい
・根気や交渉力が身につくかも ・日本と現地を往復する可能性がある
他者に代行手続きをお願いする場合
メリット デメリット
・時間的コストや労力を軽減できる ・代行手数料が必要になる
・大学に入学できる可能性が高まる 同上
・安心して入学手続きを進められる 同上

できるだけ、中立の立場で各メリットとデメリットを真剣に考えてみた結果、上記のようになりました。ポイントは、個人で手続きを行う場合は、代行手数料が掛からない一方で「時間的なコストとそれなりの労力」が必要になることです。

他者に入学代行手続きをお願いする場合は、代行手数料は掛かりますが、よりスムーズに手続きが進むだけではなく、入学できる可能性が高まることが挙げられます。

経験者にしか分からないと思いますが、フィリピンで全ての手続きを個人で行うとかなり消耗してしまいます。なぜなら文化的な問題で、現地大学のスタッフの対応には一貫性と正確性がないからです。

例えば、予想外の必要書類を取りに帰るために日本と現地を何度も行き来したり、急な入学試験日の変更で入学日が1年伸びてしまったりと…そんなケースは事実上たくさんあるんですよね。

だから結果的に、安く済むはずの個人手配代が代行手数料よりも高くつくこともあります。まとめると、上記で説明したようにフィリピンの大学に入学する方法は2つありますよ、ということです。

フィリピンにある大学の一般的な入学条件

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ここでは、フィリピンの一般的な入学条件を「3つの大学タイプ」に分けて、ご紹介します。また、フィリピンの教育事情としてルールや規則などが年々変わることがありますので、あくまで参考程度にしてくださいね。

名門大学の入学条件・難易度

まず、フィリピン大学ランキング上位トップ10に入るいわゆる「名門大学」の入学条件についてです。

①英語資格 IELTSスコア6.0程度、TOEFL IBT60点等を提出。
②受検科目 英語、数学、理科、IQテスト、小論文、口頭面接など
③必要書類 高校時代の成績証明書及び担当教員からの推薦状など
④受検時期 6月頃から願書提出や入学試験などが行われる
⑤入学時期 8月・9月(昨年から夏季入学を採用する大学が増加)

①の英語資格では、TOEFLやIELTSの公式スコアの提出が求められると思っておいた方がいいです。以前までは英語試験をクリアすれば良かった大学もありましたが、最近ではスコアの提出が必要となる場合があります。

②の受検科目は大学によって多少差はありますが、一般的な科目は上記の表に書いてある通りです。よくある組み合わせは、英語+数学+IQテスト+小論文orエッセー+口頭面接です。

③の必要書類は、高校の卒業証明書や成績証明書、推薦状や履歴書、出生証明書のコピー、記入済みの願書などが挙げられます。

④の受検時期は大体6月くらいから、⑤の入学時期に関しては、現在のところ8月か9月の夏季入学がスタンダートとなっています。

優秀大学の入学条件・難易度

そして、フィリピン大学ランキング上位トップ30に入るいわゆる「優秀大学」の入学条件についてです。

①英語資格 TOEFLかIELTSスコア、いずれかの提出が求められる場合がある。
②受検科目 英語、数学、理科、IQテスト、小論文、口頭面接など
③必要書類 高校時代の成績証明書及び担当教員からの推薦状など
④受検時期 入学時期によって異なる
⑤入学時期 6月、8月、9月

①の英語資格の提出が求められることはあっても、それが直接的に入学審査に影響することはないです。留学生の英語力を把握するために、大学側が参考にするという目的があります。

②の受検科目と③の必要書類は、上記の名門大学とさほど変わりはありません。強いて言うなら、名門大学と比較すると優秀大学の入学難易度は大きく下がります。

④の受検時期は各大学の入学時期によって異なります。⑤の入学時期は大学にもよりますが、6月もしくは8月か9月入学が主流です。

中堅大学の入学条件・難易度

最後に、フィリピン大学ランキング上位トップ100に入るいわゆる「中堅大学」の入学条件についてです。

①英語資格 基本的にTOEFLやIELTSスコア等の提出は必要とされない。
②受検科目 英語、数学、理科、IQテスト、小論文、口頭面接など
③必要書類 高校時代の成績証明書及び担当教員からの推薦状など
④受検時期 入学時期によって異なる
⑤入学時期 各大学によって異なる(6月,8月,9月,10月,2月)

①の英語資格は提出を求められない場合が多いです。②と③に関しては、上記で説明した名門大学と優秀大学のものとさほど変わりはありません。強いて言うなら、比較的に入学の難易度は遥かに低いです。

④と⑤については、各大学によって異なります。中堅大学はローカルの学生が多く留学生の総数が少ないので、大学側の受け入れ体制が整っていないこともあり、個人で手続きするハードルは若干高いと思います。

フィリピンの大学に入学するまでの手順

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最後に、フィリピンの大学に入学するまでの手順をご紹介します。「入学までにやることリスト」と「入学までのスケジュール」に分けて、書いていきます。

入学までにやることリスト

  1. フィリピン留学の情報収集
  2. 大学進学先を決定する
  3. 滞在方法を決める
  4. 渡航日程を調整する
  5. 入学必要書類作成
  6. 航空券の購入
  7. 海外保険の加入
  8. 書類、持ち物の確認
  9. 現地到着
  10. 大学生活スタート

入学までのスケジュール例(9月入学)

〜4月 情報収集、お問い合わせ、スカイプ面談、留学相談、お申し込み、大学付属学校で語学留学など
4〜5月 進学候補先をいくつか決定、滞在方法を決定する、渡航日程を調整する、事前学習準備など
6〜7月 受検手続き、受検対策、願書提出、入学必要書類を準備&提出、ビザ関連の手続きなど
8月 大学から合格通知、航空券の購入&海外保険の加入、最終持ち物の確認など
9月 大学生活スタート 

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いかがでしたか?今回は「フィリピンの大学に入学する方法・条件・手順」をご紹介しました。フィリピンの大学に進学を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。

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りょーた
高校生の時に2か月間のフィリピン留学をしてTOEIC900点をゲット➡デラサール大学に8ヶ月交換留学➡現地密着型のエージェント「e-student」を設立。これまでに現地の学校を15地域・80校以上視察、3校に語学留学、2校でインターンを経験しました。

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