TOEIC350点だった僕がフィリピンの大学に進学した結果…

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TOEICスコアわずか350で、フィリピンの名門私立「デラサール大学」の姉妹校に進学した”なお”(@naomasa_adachi)です。日本の大学を辞めてまで、学部正規留学にこだわった想いや英語学習の教訓など…僕の体験談を赤裸々に書きます。

英語好きだったけど初めてのTOEICで350点

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僕が英語に興味をもったのは高校2年生の時でした。ある日本のドラマで俳優さんや女優さんが流暢に英語を話しているのを見て、ただ純粋にかっこいいと思い、「自分もあんな風になりたい」そんな少年のような気持ちから始まりました。

小さい頃から毎日野球だけをやってきた僕が、初めて勉強に興味を持った瞬間でもあります。そこから、少しずつですが英語の勉強をするようになりましたが、いま思えばあんなの勉強と呼べるものではなかったです。ただ「英語に触れている自分カッコいい」くらいの気持ちだったと思います。

高校野球を引退し、絶対に留学がしたいと思っていた僕は、進路は名古屋の留学制度が整っている英語科の大学を志望しました。しかし、スポーツ推薦で進学できたため、英語の勉強を一切することなく、簡単に入学できてしまいました。その時の僕は、「よし、大学に入ってから勉強頑張ろう」という感じでしたね。

そしていざ入学。ネイティブの先生に囲まれ、授業は全て英語。英語に触れる事がとにかく大好きだった僕は、楽しくて仕方ありませんでした。でもその楽しさが自己満足に変わり、さらには変に自己過信に陥ってました。

そう思ってからは特に必死に勉強をするわけでもなく、ただ毎日部活やバイトの日々を過ごしていました。英語に触れてるだけで自分は頑張っている、勉強しいてるという気持ちになってましたね。

しかし、人生で初めてTOEICを受けた時、そのスコアがまさかの「350点」。初めて自分の英語力を実感した瞬間でした。勝手にできると自信を持っていただけで、いざテストを受けるとまるで分かっていなかったのです。

留学制度が整っている大学ではありましたが、それは成績優秀者のための奨学金で、夢に見てた留学もできる状態ではなくなってしまいました。

今思えば当たり前のコトですよね。ずっと野球だけやってきた僕が、野球を利用して英語科大学に入り、特に勉強せずに、交換留学生になろうなんて。そんな簡単に行く話があるわけありません。

日本の大学を辞めてフィリピンの大学に進学

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このままでは留学ができないという状況でしたが、それでも留学を諦めたくなかったのです。とにかく海外で英語を勉強したい、その一心でした。しかし当時の僕にとって、「留学=アメリカ」で、両親にも休学してアメリカに1年留学したいと話していました。

ところが相談した結果、親に反対されました。その代わりに「フィリピンはどう?」と提案してくれました。当時「フィリピンで留学なんて」と、全く乗り気ではなかった僕でしたが、とりあえず12月の冬休みを使って、実際にフィリピンに行ってみよう という事になりました。

そこでの経験が僕の人生を変えたと思っています。ハーフの僕は小さい頃から何度かフィリピンに来たことはありましたが、留学するという観点でフィリピンを見たことがなかったので、すごく新鮮に感じました。

フィリピン人にとって英語は第2言語なのに、何でこんなにも自分の言葉のように話せるのかと驚きが隠せませんでした。そして、実際にいくつかの大学を見学し、、初めてそこでフィリピンで勉強しようと決心しました。

日本に帰国後いろいろな事を考えました。もともと休学をして1年だけの留学の予定でしたが、今このTOEIC350の僕が1年だけで本当に英語が話せるようになるのか? こんなに英語かやりたいのに留学1年だけしてまた日本で勉強でいいのか?このまま日本にいて本当にいいのか?

そんな風に自問自答を繰り返し、「いっそのことフィリピンの大学に進学しよう」という結論に至りました。その後、両親の後押しもあり、日本の大学を退学し、1月から準備を始め、その年の3月にはフィリピンに来ました。「フィリピンで勉強しよう」と決心してからあっという間にフィリピンに来てしまいましたが、あの時の行動で今の姿があるので本当に良い判断をしたなと思います。

まず、3ヶ月間の語学留学をスタート

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フィリピンに来て最初に僕が始めたのは「基礎的な英語の徹底」です。これは高校2年生の頃に英語に興味を持ち始めてからずっと避けてきたものでした。やはり好きだけでは伸びない、これはTOEIC350というスコアから学んだ事です。当初は、語学学校に通う予定でしたが、家がかなり田舎の方にあったため家庭教師を雇い毎日5時間みっちりマンツーマン指導を受けました。

  • アルファベットからスタート
  • 1つ1つのアルファベットの発音の仕方
  • 「the」「a」の使い方
  • 基礎中の基礎の文法の繰り返し
  • 短いニュース記事等から分からない単語の洗い出し
  • 短い文をかく練習
  • 毎日日記を書き少しずつ長い文を書く練習
  • 決められたトピックに対するエッセイ。
  • 発音を良くするために自分の音声を何度も録音

毎日地道に基礎を固めていきました。語学学校に通うことが出来ず、想像とは違う留学生活のスタートですごく大変でしたが、最初にそれを真剣にやって本当によかったと思います。

やっている最中は、本当にこんな事で英語が話せるようになるのかな?と思う事がたくさんありました。毎日同じようなことの繰り返し、文法ばっかやっても、文を書けるようになっても話せるようにならない、と思っていました。

たしかに、それだけずっとやっていても、「話せるようになる」のは難しいかもしれません。しかし、インプットしなければ、アウトプットはできません。例えば、どれだけ日本語が流暢でも、全く知らない単語を普段の会話で使うことは難しいですよね。

長い文を書くという一見シンプルな作業でも、最初の頃に書いていた日記やエッセイと3ヶ月後に書いていたものを比べると、その差は驚くほど違って、今でもビックリします。本当に最初にみっちり語学学習をして良かったと思います。あれをやっていなかったら…と思うと恐ろしいです、、。

いよいよ、夢の大学留学だったけど…

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3ヶ月のマンツーマンレッスンも終わり、いよいよ大学入学。それまでは、ほぼ親戚としか関われなかった僕にとって、やっと夢に見た大学生活がスタートする事にとてもワクワクしていました。

そして、いざスタートした大学留学。最初のオリエンテーションでまず感じたことは「みんな英語がめちゃくちゃ上手い」。正直、フィリピンでも田舎にいる人はあまり英語を使いません。

それでもずっと従兄弟と生活して、英語が上手だなと思っていたのに、マニラの大学はやっぱりさすがだと実感しました。みんな自分の第1言語かのように英語をスラスラーと、普通の顔して。こんな場所で勉強ができる!期待が募るばかりでした。

オリエンテーションからすぐ友達がどんどんできました。3ヶ月の語学学習の成果もあり、ある程度は現地学生とコミュニケーションがとれて、みんな日本人の僕に優しくしてくれて。英語がベースにある日常が楽しくて仕方ありませんでした。

しかし、授業は一変。友達と授業を受けれて楽しいと思う反面で、授業内容がまるでわかりませんでした。みんなが話すスピード、普段使わないアカデミックな英単語、その授業での専門単語。

かなりの頻度で行われる小テストもまず授業内容が分からなければ、問題の意味が分からないから解けるはずもない。宿題の問題どころか宿題が出たのか出てないのかも分かりませんでした。友達にいろいろ助けてもらいながら乗り切っていましたが、駆け出しの時はとにかく大変でした。

授業についていける、と感じたのは大学に入って1年程経ってから。本当に気づいたら分かるようになってたという感覚でした。入学してもう3年、フィリピンにきて4年目。その後TOEICなどのテストを受けていないので、自分がどのくらい英語ができるようになったかは数字としては証明できませんが。

それでも、ある程度自分の言葉のように話せるようになったと実感しています。僕が通っているデラサール大学は現地では有名なところで、フィリピン大学ランキングでは毎年上位の名門校です。 今では、そんな大学で当たり前のように、優秀な現地学生達と一緒に英語でアカデミックな授業を受けています(ちなみに、大学内にいる日本人学生は全体の1%未満です)。

今の僕が留学検討者に伝えたいコト

日本には留学をしたいと思う人がたくさんいると思います。しかし何らかの理由で留学ができない、という人が多数を占めるのではないでしょうか。理由はそれぞれあると思います。「本当に留学したい、したくてたまらない」でも、

  • 英語ができないから
  • お金がないから
  • 時間がない
  • 決断できない

もしこのような理由で諦めているなら、あなたは絶対に留学をするべきです。

僕の場合は、英語が全くできなかったから留学したんです。どうしても英語が話せるようになりたくて留学したんです。アメリカだと高いからフィリピンにしたんです。フィリピンの大学に行きたいと思ったから、日本の大学を退学したんです。バイトもたくさんしました。

フィリピンには留学のチャンスが広がっています。ぜひそのチャンスを掴んでください。でも前提として、英語の勉強は事前にした方が良いというコトを、僕の経験から本当にすすめします。関連記事:フィリピン大学留学前に語学学校へ行くべき【4つの理由】

  • 大学留学を始める前に必ず語学学校に。
  • 語学学校に行く前に必ず自分でできる学習はする。

英語が話せるようになるには、絶対的にいろんなことをインプットしないといけません。語学学校へ行く前に、英語を勉強しておけば、その限られた期間での語学留学が更にいいものになるはずです。インプットという基礎があるからこそ、「人と話す」というアウトプットに繋がっていくとおもいます。

英語を学ぶと決めた以上、とにかくまず基礎から勉強してください。そして短期語学留学等で実際にその英語をたくさん使ってください。TOEIC350点しかなかった僕ですが、始めに語学学習をして、現地の人とたくさん話して、そしてまた大学で死にものぐるいで勉強して、英語を身につけました。

留学で人生を変えられたと自信を持って言えますし、今後もこの留学を武器に自分の手で変えていけたらなと思います。

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なお

なお

高校卒業後、日本の大学に進学するも1年で辞めて、フィリピンの大学に編入しました。当時TOEIC350点という英語レベルで飛び込んでいきましたが、今では大学に通いながら不自由なく英語で生活しています。フィリピン留学の良さを色んな人に知ってもらうためにYouTubeで動画を配信しています。ぜひ見てください!

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