フィリピン大学留学の学費が年間〇万円って本当?徹底検証

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フィリピンにある大学の学費なんて見当もつかないですよね。でも実はびっくりするほど安いんです。この記事を読めば「合計の留学予算」がすぐに分かります。そこで今回は「現地の私立・国立・州立大学」と「交換・私費・正規留学」に分けて各費用を徹底検証してみたいと思います!

 

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*円表記は2018年3月24日付のレート「1ペソ=2円」を基に計算しています(ペソを単純に2倍にして計算)。各学費の参考元は「2018年度版フィリピン大学ランキング」(そちらで各大学の公式ホームページを載しています)

「学校タイプ」と「留学タイプ」

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フィリピンにある大学の学費をしっかりと理解するためには「私立大学」「国立大学」「州立大学」によって学費相場が異なるということをまず抑えておいてください。さらに「学校タイプ以外」にも、交換留学・私費留学・正規留学などといった「留学タイプ」によって学費が大きく変わってきます。

 

本記事では誤解がないように留学費用を伝えるために、その2つのカテゴリーに分けて説明していきます。また、大学の授業料以外に掛かる「現地生活費用」についても、最後に触れているのでそちらも参考にしてください。フィリピン大学留学では、一般的なフィリピン英語留学のように授業料に寮費と食費が含まれいないので、その点にも注意してくださいね。

 

私立、国立、州立大学の学費

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まず初めに「学校タイプ」であるフィリピンの私立、国立、州立大学「それぞれの平均的な学費」について書いていきます。金額的にいうと私立大学が一番高く、真ん中が国立大学、一番安いのが州立大学になります。*2018年度版のフィリピン大学ランキングでは1位~30位までの学費と公式ホームページを掲載してます。

 

私立大学の学費相場

フィリピンにある私立大学の学費相場は年間約10万円~40万円です。私立の場合は本当に「ピンからキリまで」あって、名門大学でも学費が10万円程度のところもあれば、マニラにあるデラサール大学やアテネオ大学は年間約40万円ほどします。

 

特に、首都マニラの私立大学は学費が高くなる傾向があり、反対に地方では学費が低くなります。金額の違いにはそれなりの理由がありまして「学校施設の質」や「学校の立地」に大きく影響しています。ここで紹介する最安値の私立大学は、ザンボアンガ大学で年間約8万円です。

 

具体例)マニラにある名門私立大学の授業料

  • デラサール大学:41万~45万円
  • アテネオ大学:32万~36万円
  • 聖トーマス大学:18万~22万円
  • イースト大学:15万~16万円

 

具体例)地方にある私立大学の授業料

  • サンカルロス大学:12万~18万円(セブ島)
  • セイントルイス大学:8万~12万円(バギオ)
  • ザンボアンガ大学:7万~9万円(ミンダナオ島)

 

国立大学の学費相場

一方で、フィリピンにある国立大学の学費相場はさらに安くなります。年間約8万円~10万円というのが平均的です。しかし、国立なので私立と比べると留学するハードルが高い、施設環境が劣っているなどのデメリットもいくつかあります。

 

また、国立ということもあるため、講義ではあえて「タガログ語を積極的に使用する」という話もよく日本人留学生から聞きます。ここでは、フィリピンの最高学府である「フィリピン大学の平均的な学費」をキャンパス毎にいくつかご紹介します。ちなみに、国立フィリピン職業訓練大学の学費は「年間約1万円」だそうです(笑)

 

具体例)フィリピン大学の授業料

  • マニラ校:8万~10万円
  • ディマリン校:8万~10万円
  • ロスバニョス校:8万~10万円
  • ミンダナオ校:6万~8万円

 

州立の学費相場

フィリピンにある州立大学の学費相場は年間約2万円~4万円です。0の数が少ない気もしますが、州立大学のコスパはかなり優れています。しかし、州立大学では「地域に根差した高等教育」が行われることが前提なので、そこは注意が必要です。

 

現地で有名な国立大学や私立大学では「全国または全世界からきた学生たち」と交ざって一緒に勉強することができます。一方で、州立では「いわゆる地元の人たち」が集まりやすい構造になっています。もし、日本人が州立大学に留学すればきっと色んな意味でチヤホヤされるはずです。

 

具体例)フィリピン州立大学の授業料

  • サウスイースタンフィリピン大学:3万~4万円
  • ミンダナオ イリガン工科大学:2万~4万円
  • ウェスタン ミンダナオ州立大学:約2万円

 

交換、私費、正規留学の学費

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私立や国立・州立といった「学校タイプ」と同様に、フィリピンにある大学の学費は「留学タイプ」によっても大きく左右されます。ここでは具体的に「交換留学」「私費留学・認定留学」「正規留学」においての、平均的な学費をご紹介します。

 

交換留学(奨学金あり)

交換留学は大学同士の協定に結ばれた関係で、双方の大学から生徒を交換(派遣)するという留学方法です。交換留学の場合だと、一般的に留学費用と授業料を学校側が負担してくれます。そして、交換留学生の特権は「留学手続きも代行」してもらえることです。また、日本の大学に在籍しながら留学することになるので「単位交換+4卒」が可能です。

 

幸運なことにぼく自身が、2015年に交換留学生としてマニラにあるデラサール大学に派遣されたのですが、ほとんどの留学手続きを大学に代行して頂きました。これが理想な留学タイプだと思いますが、交換留学生として採用される割合は全体の数パーセントなので、正直参考になりませんよね…次に説明する「私費留学もしくは認定留学」では、全ての留学手続きを生徒自身で行う必要があります。

 

私費留学・認定留学

私費留学or認定留学とは双方の大学と協定があることが前提で「休学して自費留学」をする方法です。フィリピンの大学に私費留学する場合、どの大学に通っても「最大年間約20万円」というのが一般的だそうです。これまでに、現地の大学にいる日本人留学生約100人ほどの方々からお話を聞きしましたが、だいたい「7万円から20万円の間」という答えが返ってきました。適応例)フィリピン大学、デラサール大学、アテネオ大学など

 

比較的に授業料が安い「フィリピン大学でも同じ年間20万円」となるそうです。対照的に、授業料が高い「デラサール大学やアテネオ大学でも同じ20万円」というパターンがほとんどです。正規の学費より高くor安くなる理由までは解明できませんでしたが…たしかなことは「授業コマ数や留学期間」によって、人それぞれ学費が異なることです。コマ数が少なくて留学期間も短い(例えば4か月間)という方は約7万円になりますし、反対にコマ数が多くて留学期間が1年間という方は20万円になります。

 

正規学部留学

正規学部留学とは「現地の大学に入学または進学」することを指します。フィリピン人大学生と一緒に現地の高等教育を受けて、無事に卒業すれば海外の学士号を取得することが可能です。この方法では「現地の人たちと同等の学費が適用」されるので、各大学の公式ホームページに掲載されている学費を参考にしてください。

 

私費留学・認定留学においては正規の学費と異なるケースが少なくともありますが、「正規学部留学」では正規学費と一致します。私立、国立、州立の学費相場で具体的な大学名を出してご紹介しましたが、その金額がそのまま当てはまるということです。*外国人生徒向けの学費が設定されている一部の大学を除く。

 

現地で必要な生活費用を解説!

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最後に「学費以外に掛かる生活費用」をご紹介します。ビザ費用/SSP、滞在費/食費、お小遣い/その他費用の3つに分けて平均的な費用を説明していきます。年間の大まかな生活費は「40万から65万円」と言われています。フィリピンの物価は日本の約3分の1ですが、現地で「賢く節約する」か「ちょっと贅沢する」のは留学生次第です。

 

ビザ費用/SSP

まず最初に「ビザ費用と学生ビザ」についてです。外国人生徒(日本人)がフィリピンで勉強するためには「ビザの延長とSSP申請」この2種類が必要になります。SSP(Special Study Permit=通称学生ビザ)は、最大で6か月間有効ですが、1週間などの短期留学でも申請が求められます。SSPの申請/回は約6000ペソ~7000ペソです。ビザ延長費用については下記をご覧ください(30日以内の滞在は無料)。

延長回数 滞在期間 延長費用 合計延長費用
延長手続なし 30日まで(約4週間) 無料 0ペソ
1回目 59日まで(約8週間) 3,140ペソ 3,140ペソ
2回目 89日まで(約12週間) 4,410ペソ 7,550ペソ
3回目 119日まで(約16週間) 2,440ペソ 9,990ペソ
4回目 149日まで(約20週間) 2,440ペソ 12,430ペソ
5回目 179日まで(約24週間) 2,440ペソ 14,870ペソ

 

滞在費/食費

滞在方法は「大学の寮もしくはコンドミニアム」のどちらかになります。もちろん個人差はありますが、毎月の平均的な滞在費は1万5000~3万円です。友だちや現地の大学生とシェアハウスをすれば費用を抑えることができます。節約をすれば年間を通してかなりの金額をセーブできますし、反対にちょっと贅沢をしたいという方なら綺麗でお洒落なコンドミニアムに良心的な料金で滞在することが可能です。一方、毎月の食費は1万~2万円です。こちらは自炊派か外食派で大きく分かれるようですね。

 

お小遣い/その他

その他に掛かる費用としては「お小遣い」「ポケットWIFI」「交通費」「旅行費」などが挙げられます。通信速度は日本と比べると遅くなりますが毎月2000円ほどで現地のポケットWIFIを使用することができます。そして、タクシーの初乗り料金は100円から、乗り合いバスや電車は数十円と交通費はかなり格安です。また、フィリピンの立地は東南アジア諸国にアクセスしやすく航空券も非常に安いため、観光ビザを延長する代わりに「ビザトリップ」をする留学生も多いです。

 

おわりに

いかがでしたか?今回は「フィリピン大学留学の学費&費用」についてご紹介しました。学校タイプや留学タイプによって学費が異なるという点と「現地にある大学の学費がどれだけ安いか」ということが今回の記事で伝わったら幸いです。フィリピン大学留学検討者の方はぜひ参考にしてくださいね。

 

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りょーた
フィリピンを偏愛してます。高校生の時に行った2か月間のフィリピン英語留学でTOEIC900点を取得➡デラサール大学に交換留学➡現地密着型のエージェント「e-student」を設立。これまでに現地の学校を10地域・80校以上視察、3校に語学留学、2校でインターンを経験しました。専攻は言語学です。

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