大学3年次に休学し、1年間のフィリピン英語留学をする。半年間はIDEA CEBUで基礎英語を学び、残りの半年間はCIAでTOEICを学ぶ。TOEIC500点から875点にまでUP。取材時期:2016年3月 Interview:鈴木さん
1年間休学してフィリピン留学した理由
高校3年までずっと野球をやっていて、大学に入学してから部活に入ろうと思ったんですけど、結局入部しなくて「自分には何が残っているのだろう?」と考えた時に何も残っていなくて。それがきっかけで留学をしようと決意しました。
やっぱり、大学生活は高校時代と違って自分でどんどん行動していかないと何も得られないなという実感があったので、迷わず決断する事ができました。
フィリピンに留学しようと思ったのは、自分が英語初心者っていうのがあったことと、コスパを考えて選びました。後は、自分の従弟がフィリピン留学経験者だったのと、欧米留学やワーホリも考えましたが、目に見える結果を確実にだすならフィリピン留学だと考えました。
会話能力とTOEIC高得点を取るには、欧米のグループレッスンで達成するのは自分では難しいと思いましたし、ワーホリで働きながらTOEICの自習を継続するのはハードルが高いと考えました。
僕は他の人達よりも効率が悪いし、自分で環境を作ることも難しいと思ったので、マンツーマンレッスン主体で勉強環境がより整っているフィリピンを選択しました。
IDEA CEBUとCIAの2校に留学
(CIAの校舎風景)
はい。前にもIDEAには2か月だけ留学したことがあったのですが、今回も選んだ理由は、まずは日本人資本の学校でしっかりと基礎力を固めてから、多国籍の学校に行こうと思っていました。
やっぱりIDEAのほとんどの生徒が日本人ですし、英語初心者の方も多いので、そこでしっかりと基礎を付けてから、CIAに行って韓国人とか中国人など多国籍の生徒とたくさん交流できたました。だから順番的に良かったです。
ーIDEA CEBUとCIAの違いなどを教えて頂けませんか?
IDEAでは英語を嫌いになるって事はあまりないと思います。ヨガとかダンスとかのアクティビティも豊富で、英語を楽しく学習できるような工夫があるんですよ。
やっぱり英語初心者の方にとって一番大切な事って、英語を嫌いにならないこと、英語を好きになることだと思います。
CIAはセミスパルタ校っていうのもあって、セルフスタディ(義務自習)が一日2時間あるのに対して、IDEAでは義務自習がないです。
なので、IDEAでは周りとそこまで意識することもないですし、だから逆に授業が終わって分からない事があれば、同じ日本人同士で協力しやすいです。全く喋れない英語初心者の方には、良い学校だと思いますし馴染みやすい学校だと思います。
前の学校にはプールとジムが無かったのですが、CIAにはあるのでそれは良かったです。あとは比較的、規模が大きい学校なので、出会える人の幅もかなり広がりますし、イベント等があった時にはやっぱり盛り上がりますね。
最初は大規模の学校だと聞いて少し不安でしたが、色んな方に会えてたくさん良い思い出が出来ました。そういった意味では、ある程度の英語力がある人が来る場所かなとは思います。
あと、CIAには真面目に勉強する人が比較的多かったです、自習室にもいつも結構生徒がいました。
平日や週末はどのように過ごされていましたか?
平日は基本的に勉強していたので、外に行くとしてもショッピングモールに行くぐらいでしたね。平日の授業(1日8時間)以外での勉強時間はIDEAでは、1日1~2時間くらいで、CIAでは2~3時間です。
前の学校では良く旅行に行っていました。セブで有名なオスロブとかボホールです。
留学を振り返ってみて
(半年間滞在したCIAでの授業風景)
フィリピン留学で1年間くらい長期留学をする方が少ないので、しんどい事も多かったですね。特に日本人生徒の方は大体、留学する期間が短いので、仲良くなった人やルームメイトの帰国をずっと見送る側だったので、それがしんどかったです。
でもなんだかんだ、常に一緒に誰かしら仲の良い友人がいました。
海外留学では普通では体験できない事ができて、例えば寮生活とか色んな国籍の人と関わる事とか。僕の中では人の出会いが一番の思い出になっています。
フィリピン留学に来ている日本人も面白い人が多かったので、日本では絶対会えないような日本人とも会えて、良い意味で人脈が広がったと思います。
また、多国籍の人達とも仲良くなって、その中の友人にオーストラリアとか欧米に留学する人が何人もいるので、今度海外旅行する時に会いにいく予定です。
ー最終的に英語力はどのくらい上がりましたか?
その1年間休学する前に2か月だけIDEAに留学したのですが、リスニング力は伸びたのですがスピーキング力においては自分の目標を達成できませんでした。
僕としては日本語で言いたい事を、日本語のような表現のまま、英語で話したいと思っていたので、やっぱりそれだと短期留学だと厳しかったです。
でも2度目の半年の留学の時(IDEA)には、自分が日本語で表現したい事を英語で伝えられるようになりましたし、頭の中でいちいち日本語に訳さないで、意志疎通ができるようになりました。
その状態でCIAに行ったのですが、先生から発音が悪いと指摘され、発音矯正もしました。CIAに入学してからしばらく経って、現地で受けたTOEICの試験では745点でした。
ー留学・休学を検討している方へアドバイス
フィリピンって日本人にとってはそんなに良いイメージの国じゃないと思います。でも頭で考えていても絶対に分からないので、短期留学でも旅行でもまずフィリピンという国に実際に来てみて、それから決めれば良いと思います。
休学で悩んでいる人だったら特に、いきなり無理に決断をするのではなく、実際に来てみてから考える事が大切です。1か月とか留学してみて自分に合うなと思ったら、現地でそのまま延長もできるので。
フィリピンという国は、アメリカと違ってとても近いので、もし自分に合ってないなと思ったら4時間で帰国できますし。だから留学に行く前から、自分のイメージだけで判断していまうのはもったいないと思います。
おわりに:休学プログラム生募集中
鈴木さんはその後もCIAでの勉強を継続して、最終的に日本でTOEIC875点を取得しました。日本の大学を休学する方や長期留学を検討している方に参考になる記事だと思います。
鈴木さんは長期留学する前に、しっかりと事前リサーチをして、さらに一度短期でフィリピン留学をされて、その特徴が自分に合っているのかどうかを判断されていました。
それも1つのやり方だと思います。鈴木さん、貴重なお話しありがとうございました。今後の更なる英語力の向上に向けて頑張って下さい!<1年間大学を休学される方対象>英語留学×海外インターンがセットで経験できる休学プログラムについて🆙