故郷バギオを離れセブ島に移住したフィリピン人英語教師にインタビュー【第2弾】

 

セブ島の人気校「Cebu Blue Ocean Academy」のフィリピン人講師にインタビューする企画【第2弾】です。彼女たちは「セブブルーオーシャンアカデミー」で働くために故郷バギオを離れセブ島に移住をするような情熱の持ち主です。そこまでして英語教育に懸ける想いとは!?

 

【第1弾】はこちらです↓

 

そして、今回インタビュ―した方がこちら↓↓

cboa-teacher

お名前はMs. Remalyn(通称レマ)。バギオにある大学に特待生で入学し、卒業後はバギオPINES(クイサン校)で働いた後、セブブルーオーシャンアカデミーにESL講師として派遣される。姉がアメリカに住んでいたり、教育者の家系に生まれと光るものが多い。綺麗なアメリカ発音が特徴的で、生徒からも人気のある先生。なんと、年齢は23歳。

 

冒険好きでバギオ出身の先生

View of the roof tops from an open window Baguio City, The Pilipinas

(学園都市としても有名なバギオ。マニラから車で6時間ほど、ルソン島の北部にある山岳地帯に位置します。大きな山々に囲まれ、年間を通しても気候は涼しく、自然を感じることができます。)

 

―本日はよろしくお願いします。まずレマ先生にお聞きしたいのですが、英語教師のためになぜ故郷バギオを離れてセブ島に来られたのですか?

 

私は性格的にアドベンチャーが好きなんです。常に新しいことに挑戦していたいし、自分のコンフォートゾーンに留まりたくないんですよ。自分の安全地帯にいるのって退屈だと感じてしまうし、まあ友達がいるから大丈夫だけど、とにかく色んな経験をしたいという気持ちが強いです。

 

私は大学に入学した時から、親元を離れて生活していたので、家族と離れることにはそこまで抵抗ありませんでした。

 

―意外とシンプルな答えですね(笑)レマの明るさを見てると、なんとなく想像がつきます。フィリピンでは家族を大切にする文化が非常に根強いですが、それを軽々上回る程のアクティブな方なんですね。年齢が23歳とお聞きしましたが、いつから教師としてのキャリアを歩んだのですか?

教育家系に生まれた運命

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大学を卒業した後にすぐ、ジュニアキャンプをサポートする仕事を始めました。それが、一番最初でその仕事を終えてからPINESのクイサン校でESL講師として勤務しました。でも実は教師になることは私の第一志望ではなかったです。

 

もともと看護師になることに興味があって、最初はそっちの道に進もうか迷っていました。

 

でも私の親戚にはたくさん教育に関わっている人がいて、それで家族に相談したら「迷ったら教師をやりなさい」って言われたの。それがきっかけでこのお仕事に携わることになりました。

 

―きっとアドベンチャー好きだから好奇心旺盛なんでしょうね。それで教師を実際にやってみて好きになったんですか?

 

いいえ。好きじゃなくて、この仕事を愛しているの(笑)家族のすすめで実際にやってみると、頭で考えていたものとは違ってとても喜びを感じることが多いです。

 

私は勉強すること、歴史とか文化とか自分が知らないことについて学ぶことが好きなんです。だから、語学学校の講師になると、色んな国籍や異文化について学ぶ機会が多いし、そんな生徒に私の知識を共有できるのも凄く楽しい。

 

セブ島でのティーチャーライフ

 

―やっぱり教師という職業は特別なお仕事だと思います。だからこそ適正とかセンスというものも必然と必要になってくると思いますし、血筋というのも重要な要素だと改めて感じます。レマ先生のセブブルーオーシャンアカデミーでの生活は順調ですか?

 

正直、ここにいるのはとても快適で本当に好きです。もちろん、最初の頃はバギオとセブ島の地域性や人の違い、文化の違いで苦労することはありました。あとは、バギオPINESとCBOAに留学しにくる生徒も違うので、そのギャップに適応して慣れる必要がありました。

 

でも、その異文化や新しい経験を求めて来たのは私なので、最初の頃に苦労を感じていた時は自分に「まさにこれを求めてやってきたんじゃない!」と覚悟を決めて、乗り越えました。今ではここが大好きです。

 

―自分が望んていたことだったのに、その場面にいざ直面すると困難に感じたりすることはありますよね。でもその苦労も乗り越えられたようでなりよりです。CBOAの先生は約半数の人がバギオPINESで育成された優秀な講師陣で構成されていて、学校側が故郷を離れてやって来てくれた先生達のためのサポートも手厚いです。

先生のトレーニング、研修、管理はもちろん、それ以外に生活面に関わる先生・生徒の交流やバギオから来た先生専用の寮など。また、2週間に1回のペースで行われるスクールトリップや学内アクティビティ等、とにかくCBOAは大規模の学校ながらも先生や生徒、スタッフの団結が強いと思います。

 

目的を明確にして意欲を高める

―最後に、フィリピンで留学している日本人生徒や英語学習者にメッセージをお願いします。特にレマ先生は、大学でスカラシップに採用されたり、英語に非常に堪能で、また若いながらも様々なキャリアがありますよね。レマからのアドバイスは留学生などにとって、説得力のあるものになると思います。

 

留学生や英語学習者の中には、様々な人がいてそれぞれに違いがあります。でも、本当に英語を習得したいのであれば「その意欲を持つこと」が大切です。つまり「本来の目的」を明確にすることです。

 

本来の目的が明確になっていなければ、努力を継続することは非常に難しいです。また自分が取り組んでいるものに対して「愛」「好き」という感情がなければ、それに対して積極的な意欲を持つことは難しいです。

 

もうひとつのアドバイスは「先生に期待をしすぎない」ということです。なぜなら、自分に責任を顧みず他に身を任せることは、学習者のあるべき姿ではないと思います。他に期待をするということは、積極的な意欲に欠けている証拠だと私は思います。

 

―たしかに。そういえば、【第1弾】でインタビューしたMs.Hazelynも全く同じことを言っていました。何でもかんでも先生の責任にするような生徒がいるってことですかね(笑)でも本当に同感です。先生が果たせる役割と、生徒が果たす役割のこの2つがあってはじめて、良い授業・成果が成立すると思います。

 

私もそう思います。先生と生徒がお互いに助け合うという姿勢が一番望ましいと感じます。そして最後に「英語は成功の指標ではなく、人と人が分かり合うためのツール」だということを主張したいです。

 

英語はただの言語・言葉であって、他社を理解するため、また自分を理解してもらうためのツールです。決して、英語が話せるからといって、それが直に成功に繋がるということはありません。

 

―たしかに。日本ではTOEICなどが昇進や進学の一般的な基準になっていることが多いです。そのようななかで、英語やTOEICができるからといって、それがイコール関係で成功に直結すると考える人は少なくないと思います。

英語ができる=成功、という方程式になると英語が話せるようになることがゴールになってしまいますよね。レマ先生の言う通り、英語は一つのツールであって、ゴールではない。だからこそ、英語の先に何かを見据えることが大切なんですね。

 

本日は貴重なアドバイスとインタビュー、本当にありがとうございました。

 

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りょーた
フィリピンを偏愛してます。高校生の時に行った2か月間のフィリピン英語留学でTOEIC900点を取得し、在学中にデラサール大学に交換留学する。その後、現地密着型のエージェント「e-student」を設立。これまでに現地の語学学校を10地域・80校以上視察、3校に留学しました。専攻は言語学です。

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