英語学習に欠かせない「ボキャブラリーの重要性」とは。

 

みなさん、こんにちは!「e-student」代表のりょーたです。

 

今回は「英単語の重要性」について書きたいと思います。第二言語習得の観点からみて単語・語彙が英語学習においてどのくらい大切なのか?大切だとは分かっていてもなかなか、ボキャブラリーを継続して勉強するのは難しいですよね。英単語を学習する前にまずは「ボキャブラリーの重要性」をしっかりと認識しておきましょう!

 

 

言語学者が訴える単語の重要性

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文法の知識がなければ、伝えたいことがほとんど伝わらない。しかし、語彙力がなければ何も伝わらないだろう。

 

言語学者であるDavid Wilkinsはこのようにボキャブラリーの重要性をまとめました。また、彼の生徒にこのようなアドバイスもしました。

 

もし君が文法を勉強するのに時間を費やしているのなら、君の英語力はそこまで上達しないだろう。単語や表現フレーズを学習した時こそ、君の英語力は一番上達するのだ。

 

彼の言葉に共感する英語学習者も少なくないと思います。特に英語中級・上級者になっていくと「表現の幅を広げたい、もっと多くのボキャブラリーを覚えたい」というニーズも出てくると思います。ここでさらに、英語学習者が「どのようにしてあなたの英語力を伸ばしたいですか?」という質問に答えた例を挙げてみます。

 

・口語が私の弱点で、英語で流暢な文章を作ることができません。時々、意見を述べるための役に立つ単語が出てこない時があります。

・自分の問題点は辞書で調べた単語をすぐに忘れてしまうことです。例えば、英語の本を読む時など。

・私は自分の語彙力・単語力を向上させたいです。本当は色んなことを表現する単語やイディオムを使いたいけど、いつも同じような表現を使っているような気がします。

・ボキャブラリーの幅を広げたいです。よく、語彙力のなさでスピーキングに支障をきたすことがあります。

 

 

これはあくまでも一人の英語学習者の例ですが、このように「ボキャブラリーの幅を広げたい」と思うのは、ある意味当然のことかと思います。しかし、日本の英語教育ではどちらかというと文法重視ですよね?

 

 

文法重視の日本の英語教育

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日本の英語教育は文法を重視しています。僕は文法中心の教育スタイルを批判する訳でもなく、また文法学習を否定している訳ではありません。しかし、そのスタイルとして文法に傾いているという風潮が今の日本の英語教育には少なからずあります。

 

グラマーは言語の体系のルールを学ぶことによって、文を組み立てることを可能にさせます。ボキャブラリーだけをどれだけ覚えても、グラマーの知識がなければ文を組み立てることはできません。

 

そのようにして、文法は重要視され「ボキャブラリーよりグラマーが大事」という概念が生まれました。日本の英語教育においても、グラマーが主役で、ボキャブラリーは脇役のように捉えられています。

 

中学校や高校で英語の授業といったら、大半が英文法の内容を取り扱うことが多いです。三人称、現在完了形、仮定法などの説明のために何時間も費やします。文法を学ぶこと自体は当然のことですが、問題はその文法重視の教育スタイルによってボキャブラリーやフレーズを勉強する時間が削られているという事です。

 

さらに日本においての単語テストや単語暗記のためのアクティビティなどは、単調的でとても退屈なものが多いです。単語を勉強するための時間はごく限られ、また単語を効果的に覚える方法も先生から教えられず、各自で頭ごなしに単純作業のように覚えなければなりません。

 

つまり、私たちは日本の英語教育によって正しい英単語の覚え方も単語の使い方も教わらず、単語を文字通り暗記してきました。さらに文法重視の教育スタイルによってボキャブラリーの重要性をも見失っています。

 

私たち日本人はもう一度よく考えて「ボキャブラリーの重要性」を見なすべきではないでしょうか?

 

ボキャブラリーの重要性を見直そう!

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「言語学者が訴える語彙の重要性」でも述べたように、ボキャブラリーは言語習得においては絶対に欠かせません。しかし、“文法重視”日本の英語教育において、私たちはボキャブラーの重要性を見失い、不本意な語彙習得を実践してきました。

 

今後はその重要性を改めて認識し、また正しく語彙(ボキャブラリー)を習得する必要があります。今回は「ボキャブラリーの重要性」に焦点を当てているので、また次回に効果的な語彙習得法について詳しく書きたいと思います。

 

第二言語習得理論で有名なものにlexical approachというものがあります。これはよく会話で頻出する単語をベースとして、語彙単位で暗記するのではなく、単語と単語のセット(collocation)で覚えるというものです。

 

この言語習得法をはじめ、グラマーと同様に“ボキャブラリー”を重要視した数々の理論やメソッドがあります。頻出する単語のリスト、一緒にセットで使われる単語(collocation)などのメソッドを活用した教材も、今では世界で出回っています。

 

日本でもいつか文法重視のスタイルだけではなく、ボキャブラリー重視のスタイルも取り入れる日が来るかも?最後に、そのlexical approachをメソッドに取り入れた代表的な教材を引用文(原文)とともに紹介したいと思います。

 

 


NEW CUTTING EDGE INTERMEDIATE: STUDENT BOOK+ROM+MINIDICTIONARY

 

Strong emphasis on vocabulary, with a particular focus on high frequency, useful words and phrases.

 

 


New Headway: Elementary: Student’s Book Elementary level: Six-Level General English Course for Adults (Headway ELT)

 

Well-defined vocabulary syllabus plus dictionary training and pronunciation practice, including the use of phonetics.

 

 

Innovations Elementary : Student Book (176 pp)

 

… a strongly lexical syllabus, presenting and practicing hundreds of expressions which students will find immediately useful.

 

参考文献:Scott Thornbury “How to teach vocaburary”, Pearson

 

 

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りょーた
高校生の時に行った2か月間のフィリピン英語留学でTOEIC900点を取得し、大学在学中にマニラにあるデ・ラ・サール大学に交換留学する。その後、2016年にフィリピン留学エージェント「e-student」を設立。これまでに現地の語学学校を10地域・80校以上視察、3校に留学経験あり(セブ島、イロイロ)。専攻は第二言語習得法。

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