滋賀県出身の大学3年生「ATSUMIさん」は、イロイロにある語学学校「GITC」に2か月間、TOEIC留学をしました。以前のスコア500から750点へと「大幅に点数アップ」した、その体験談を一読ください。 ATSUMIさんは勉強第一ながら、休む時は休んで着実に英語力を伸ばしました。
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イロイロ留学のきっかけ
もともと短期留学に興味があり、大学の斡旋しているプログラムから候補を探していました。でも費用がすごく高くて、1~2カ月だと、土日は遊びに行けますっていうアクティビティーも含めたプランが多かったんです。
個人的にはそれは求めてなくて、勉強に集中したかったから、学校の斡旋を使わずに調べていたら「フィリピンが安くて勉強に集中できる留学先」として出てきました。
あと先輩から就活の話を聞くと「TOEICの点数ですごく差が出る」って聞いて、自分が一番身近で差がつけられるのは、これだと思い、TOEICを集中的に勉強したいと考えました。
GITCを選んだ理由
フィリピンには数多くのTOEICやIELTSに特化している学校がありました。その中でもセブ島やマニラが有名ですよね。でも見てたら日本資本の学校が多くて、そこって日本人が安心していけるから、日本人ばっかり集まるので、どうせなら比率が少ないとこが良いなと思って探したら、イロイロが出てきました。
イロイロはすごく大きい街ってわけではないので、都会と違って遊ばずに、逆に勉強に集中できると思いました。また、GITCは韓国資本の学校なので、色んな国の人が集まると思って。
実は大学の第三言語が韓国語だったということもあって、GITCなら実践するいい経験にもなるかなと。実際、ルームメイトが韓国人で、プライベートでは韓国語を教えてもらいました。
授業や先生について
TOEICについては、Ms.オデットが、生徒一人ひとりの状況を把握していてすごい。授業は8コマあって、Ms.オデットが持っているのは3つで、それ以外は違う先生が持っています。
だけど、他の授業の進み具合とか、常に情報を共有していて、今パート7でどれくらい間違っているだとか、苦手なところを把握しているから、オデットがそれに対しての対策を考えて、各授業のTutor(GITCでは先生の事をチューターと呼びます)に指示を出している。
授業のチューターは、もちろんすごい人ばっかりだし、中には、全く勉強せずにTOEIC満点だったチューターもいます。あとバディーチューターっていうのがいて、何かあったら相談できて、助けてくれるし、ほんとに保護者みたいな存在。
例えば、他のチューターの授業の進め方が嫌で言いにくくても、バディーチューターには気軽に言えて、解決してくれます。TOEICは授業中にも問題いっぱい解くし、ガチだから、会話が中心のESLとかと比べて、先生と話とかはあまりしないけど、ほんとに集中できます。
マンツーマンで、パートごとに授業と先生が分かれてるから、解き方とか、対策を一人ひとりに合わせて教えてくれるので、そこに関しても満足です。
学校の食事について
食事で困ったことは僕は無くて、学校の食事は韓国資本ってことで、韓国系になってるけど、地味に日本食も混ざってたり…焼きそばとか味噌汁とか(笑) 生徒の事を考えて作ってくれているなって思います。
正直学校のカフェテリアで3食済ませてたら、体には良いのかなって。外食でフィリピン料理食べると、日本人からすると野菜を全然食べれないけど、学校の食事は野菜いっぱい食べれるから、おすすめです。
でも外のご飯もとにかくおいしいし、とにかく安い。学校出た通りにたくさんレストランがあって、目の前は海だからシーフードがいっぱい食べれる。
例えば、カキとかこっちだったらお手頃な値段で食べれますよ。おなか当たるか当たらないかは、その人次第だけど(笑) 日本食に行きたくなったら、「NOZOMI」ってところはおすすめですね。
週末の過ごし方
金曜日は友達とかチューターと飲みに行くことが多いかったです。チューターとの距離が近くて、友達感覚。出かけるときにチューターがいることで、英語を話すシチュエーションを作れるから、すごく良い。
もし同じ国籍で固まっていったら英語を使えないので、ほかの国の人も含めて飲みに行ったり、飯食べに行ったりしてました。土曜日は午後からSMモールっていう、大きなショッピングセンターに行って日用品を買った後、周辺にカフェとかいっぱいあるので勉強していました。
あとは皆で校内のプールで遊んだり、連休の時にはギガンテスとかボラカイとか沖縄より全然綺麗ってくらいの海に行きました。あと僕は違うけど、キリスト教の人とかは教会が多いから、よくいったりしてるかな。
他には土日のどっちかでマッサージにも頻繁に通っていました。2時間でも800円くらいだし、気持ちいから平日の疲れをマッサージで癒して月曜日に備えてましたね。
TOEICの点数は伸びたか
日本で受けたTOEICは550点しかありませんでしたが、学校内で一カ月に一回あるレベルチェックテストでは750点以上取ることができました。「こんなスコアが伸びるんだ」と僕が一番びっくりしました。
特にリーディングがすごい苦手だったけど、今では8割とれるようになりました。以前までは、Rパートが解き終わらなかったけど、タイムマネジメントが出来る様になって、解くのが早くなって、時間内で正確に解けるようになってきた気がします。
毎日授業があるから、ひたすら問題を解きまくる環境が良いんだと思います。日本にいたときは自分でやるって言っても、学校とかあるし、毎日数こなすのは難しいけど、こっちは沢山解くからすごく伸びやすいです。
英語力は伸びてるって自分ではあまり分かりませんが、周りの先生には会話力もすごく伸びたって褒められました。後は、色んな国籍の人がいるから、多様な文化に触れて、自分の内面的なものが向上した気がする。改めて日本の文化が良いなって思ったこともあれば、逆にほかの国の文化に触れて、日本も見習った方が良いなと感じることもありました。
注意点やアドバイス
食事はおいしいけど、ローカルなところに行ったり、カキを食べたらおなか壊すこともあったりするから、アルコール消毒を持ち歩いたり、衛生面は気を付けた方が良いと思います。
あと僕は蚊に刺されてすごく腫れて、大変だったのです虫よけとか持ってきたらいいかも知れません。勉強面では、TOEICに限らず、単語を日本で覚えてきた方が良いですよ。
例えば、韓国人はものすごい単語を覚えてて、語彙が分かるからTOEICの点数も高かったりする。あと会話で自分が言いたいことが単語が分からずに伝えられないこともあったし。単語の本買って、勉強しておけば、こっち来て効果的に英語が伸びると思います。
薬に関しては、個人的にこっちの市販のものが体に合ったから良かったです。あと、ケータイ落としたら戻ってこないので、気を付けてください。僕はTAXIでポケットから落としちゃって、当たり前ですが海外では基本的に戻ってこないから、周りの貴重品はしっかり管理して下さい。イロイロはひったくりとか無いですが、自分で落とす分には自己責任なので。
最後にTOEICで言えば、決してスパルタってわけではないけど、目標と覚悟を持って来た方が良いと思います。やればやるほど伸びるし、遊ぼうと思えば、遊べます。その中で、勉強と遊びを両立できたらベストですよね。すべては自分次第。自分のやりたい事と、目的を見失わなければ、きっと目標を達成できると思います!