CIAの新人TOEIC講師にインタビューしてみた。

 

フィリピン・セブ島にある「CIA」に勤める新人TOEIC講師にインタビューをしてみました。講師としての苦労やバックグラウンドについて語ってくれました。

 

「e-student」代表のりょーたです!先日、セブ島にある語学学校「CIA」に1カ月間、潜入留学をしてきました。その際にぼくの授業を担当してくれた新人TOEIC講師「Mariane」にCIAでのティーチャーライフについて聞いてみたので、それを今回は記事にしたいと思います。

 

 

Teacher : Mariane

 

今年でCIAに勤めて3年目を迎える新人TOEIC講師。TOEICコースをメインにESLコースビジネスコースの授業も教える、優秀な新人講師。現地の大学で応用言語学を専攻し新卒でCIAに講師としてデビューを果たす。趣味は絵画。発音がとても綺麗です。

 

 

英語講師になった理由

 

―まずお聞ききしたいんですが、なぜ英語の先生になろうとしたんですか?

 

知っていると思いますがフィリピンでは英語ができるのが当たり前という社会で、また英語が流暢に話せればキャリアの選択肢も自然と広がります。そのようなキャリアを考えて、大学時代は言語学(応用言語学)を専攻し修了しました。

 

―フィリピンではそのような社会的な動機で英語を専攻として学ぶ人が少なくないと思います。日本では英語や言語学を専攻とすると、イコール関係で教員という選択肢が出てきますが、フィリピンでは教員以外でも様々なチャンスが広がると思います。

 

英語が良く出来ればコールセンターで働くというのがフィリピンでは一般的になってきていますが、私は大学卒業後に英語の先生になることにしました。

 

―それは何故ですか?

 

コールセンターで働けば確かに給料や待遇面は良いけど、仕事としての魅力はあまり感じませんでした。でも語学学校の講師になれば、自分の専門知識を生かすことができて、同時に色んな国籍から来た生徒から新しいことや文化が学べるのが魅力的だと思いました。

 

―コールセンターでなく教師として働く人にその理由を聞くと、そのようなお話をよく伺います。CIAではどのような講師が在籍ししているのか、彼らのバックグラウンドを知りたいです。

 

1番は教育学を専攻した人で、彼らはもともと第一希望で先生になりたいと思っている方が多いです。2番目は言語学や英語学を専攻して講師になった人です。3番目は看護学やその他のメジャーを専攻したけど、英語が流暢な人や講師の経験がある方です。

 

―大体そういう感じですよね。英語講師として今年で3年目を迎えるそうですが、教師としての苦労や困難などはどのようなものがありますか?

 

やはり文化や相互理解という部分にあります。私自身この仕事は好きで、クラスの進め方や教え方も工夫をしているつもりです。例えば、どのようにしたら生徒にとって分かりやすく説明できるか、伝えられるかなどに細心の注意を払ったり、授業をあまりシビアにしすぎないで笑いも混ぜたり行うようにしています。

 

でも担当する生徒はたくさんいますし、国籍はもちろんバックグラウンドから人格まで人それぞれです。さらに私はフィリピン人なので彼らにとっては外国人。異文化から生じる相互理解に関して時々、困難や苦労を感じる時があります。

 

 

日本人生徒に対して思うこと

 

―今年で講師として3年目を迎えて、様々な経験をされてきたと思います。様々な国籍の生徒と比較して日本人生徒に対して思うことやアドバイスがあれば、是非お聞きしたいです。

 

日本人生徒はもっと「言いたいことを言う」という癖をつけた方が良いと思います。もちろん、それぞれの国籍の生徒によって私たち講師達はアプローチの仕方を変えます。他の国籍の比べても、日本人生徒に対しては「もっと自己表現をする」機会を増やすことをアドバイスしたいです。

 

よく「日本人はシャイ」だと言われますが、そのように言われる理由も「自分がしたい自己表現をしない」というところに原因があると思います。私の印象だと、他の国籍の生徒と比べても自分の気持ちをオープンにしないという傾向があると思います。個人的に講師として思うことは、そのような姿勢は海外の語学学校という環境の中では適さないと感じます。

 

―確かに、良くも悪くも国民性としてそのような傾向があると思います。ぼくもCIAに留学していた時に、グループクラスで授業内で理解できなかったことを同じ国籍の生徒同士で話あっているシーンを何回も見ました。日本では良くあることですが、海外や留学先の環境では、そのような姿勢は望ましくないと思います。目の前に先生がいるのに、英語を勉強しにきているはずなのに、母国語で友達と何か話しあっている。正直、目の前にいる先生に失礼だと思います(笑)

 

私たち講師陣は、いつも生徒を理解したいという姿勢でいます。理解できないことがあったら、なぜ理解できないのか、具体的にどこの部分が分からないのか、そのような生徒の疑問を知っておきたいのです。生徒の抱えている問題が理解できなければ、私たち講師陣にとっても上手に教えることが難しくなりますし、快適に感じれません。

 

また、授業を良いものにするには先生と生徒の信頼関係が大切になってきます。「生徒に学びたいという意思」があっても、その気持ちや生徒が考えていることを先生に表現しなければ、お互いの信頼関係が上手く成り立ちません。私たち講師陣は生徒に英語を教えることができますが、そのためには生徒の主体的な姿勢が求められると思います。

 

―もちろん、生徒によっては自己表現をする程の英語力がない、表現したいことが上手く英語で伝えることができないというケースもあります。でもほとんどのケースは、英語力という問題よりも彼らの姿勢や国民性に原因があると感じます。たとえ英語が上手く話せなくても、恥を気にせず伝えようとする姿勢や勇気を出して自己表現を試みるということは可能です。

 

これは私だけではなく、他の先生達も共感することが多いです。グループクラスだけでなく、マンツーマンクラスでもそのようなことがあります。特に日本人生徒の場合だとそのようなケースが比較的多くあると感じます。だからこそ、彼らにとって「もっと自己表現をする」ということをアドバイスしたいです。

 

―同感です!本日は貴重なお話が聞けて良かったです。ご協力、ありがとうございました!

 

 

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りょーた
高校生の時に行った2か月間のフィリピン英語留学でTOEIC900点を取得し、大学在学中にマニラにあるデ・ラ・サール大学に交換留学する。その後、2016年にフィリピン留学エージェント「e-student」を設立。これまでに現地の語学学校を10地域・80校以上視察、3校に留学経験あり(セブ島、イロイロ)。専攻は第二言語習得法。

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